初心者の方でも楽しくゲームの作り方やプログラミングを学べる情報を発信中!

Scratch

Scratchでゲーム制作にチャレンジ #4

今回は、敵の作成(攻撃以外)をしていきたいと思います。

 

攻撃の作成や攻撃方法の設定をする前に、基本的な動作を設定していきます。

敵の作成

まずは、赤枠内から敵として使用できそうな画像を選択します。

 

この記事では、「もの」にある「Star3」を使用します。

 

次に、「敵のHP」用の変数を作成します。

 

「敵のHP」の確認画面は、ステージの上側に配置します。

 

その後、敵の動作を設定していきます。

最初に、敵の初期座標と敵のHPの値を設定します。

 

次に、自機の攻撃が当たった時の動作を、2つのスクリプトに分けて設定します。

1つ目のスクリプトには、「敵のHP」の値が0以上で「Line」に触れた時を条件に、値を-1しながら効果音を鳴らすように設定します。

 

効果音には、「電子音」にある「laser2」を使用します。

 

2つ目のスクリプトには、1つ目と同じ条件の時に、「明るさ」の画像効果で少しの間だけ明るくした後、画像効果を元に戻すように設定します。

 

効果音だけではなく、画像効果も使用することで、自機の攻撃が敵に当たっていると分かりやすくなります。

また、スクリプトを2つに分けることで、それぞれの動作を間を開けずに行うことができます。

 

撃破した時の設定

最後に、敵が撃破された時の動作を設定していきます。

 

「Star3」では、「敵のHP」が0以下の時に、新規で作成したメッセージを送信して、撃破時の効果音を鳴らします。

「(敵のHP<1)まで待つ」は、「敵のHP」が0以下になるまで動作を待機させるためのスクリプトです。

 

撃破時の効果音は、「打楽器」にある「cymbal」を使用します。

 

その後、「幽霊」の画像効果で徐々に消えるようにした後、スクリプトを停止させます。

 

「Star3」の設定が終わったら、「Star3」からメッセージを送信した時に、自機・自機の攻撃・当たり判定・バリアの動作を停止させるように設定します。

これで、敵が撃破された時点で敵は消えて、自機の動作も停止させることができます。

 

作成したゲームの公開

今回まで作成したゲームはScratchで公開しています。

中を見ることもできるので、是非参考にして下さい!

 

次回

今回は、敵の作成(攻撃以外)をしました。

この記事の設定では、敵のHPが高速で減っていくので、速度を遅くしたい方は、被弾時のスクリプトを1つにする、「~秒待つ」を入れる、などで調整してみてください。

 

次回は、敵の攻撃の作成、攻撃方法の設定をしていきます。

スポンサーリンク
シェアする

関連記事

誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座 #9

今回は、スクリプト「ペン」の解説をしていきたいと思います。   「ペン」には、ステージに画像や線を描くためのスクリプトがあります。 「スタンプ」 「スタンプ」は、スプライトがある場所にスプラ …

あの「Scratch」の原点!「Scratch 1.4」講座 #6

今回は、「Scratch 1.4」と「2.0」以降で名前・機能などが異なるブロックについて解説していきたいと思います。 基本的には、バージョンによって名前が違うだけのブロックが多く、機能が異なる場合で …

プログラミングがさらに簡単に!Scratch 3.0講座 #3

今回は、[スクリプトエリア][ブロックパレット]を解説していきたいと思います。 [スクリプトエリア]や[ブロックパレット]も、レイアウトや機能が大きく変更されています。 [スクリプトエリア] 「2.0 …

誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座 #7

今回は、スクリプト「音」の解説をしていきたいと思います。   「音」には、音の再生や再生方法の変更をするためのスクリプトがあります。 「~の音を鳴らす」 「~の音を鳴らす」は、指定した音を再 …

専用の機材がなくても使用できる!Scratch 3.0「拡張機能」の使い方 講座 #5

今回は、拡張機能「翻訳」「Makey Makey」の使い方を解説していきたいと思います。 「Makey Makey」は、機材を使用するタイプの拡張機能ですが、機材を接続していなくても使用できるので、こ …