前回の「パート1」では、オススメの無料ゲーム投稿サイトを
有名なサイトをメインに紹介しました。
ただ、特殊なゲームを制作していると、審査基準に合わないこともある他、
そもそも未対応なので投稿できない場合もあります。
そこで、今回は「特殊な無料ゲーム投稿サイト」を紹介していきたいと思います!
itch.io
「itch.io」は、世界中で大人気のインディーゲーム投稿・販売サイトです。
現在の時点で、80万以上の作品が公開されています。
最大の特徴は「自由に値段を設定できる(無料も可)」ことで、
公開する側はもちろん、「購入者」が設定金額より多く払うこともできます。
また、値段設定に関係なく無料で投稿でき、公開前の審査も不要となっています。
ただし、海外プレイヤーが多数を占めるサイトなので、英語への対応が必須になります。
ニコニコ生放送 – ニコ生ゲーム
ニコニコ公式のサービスである「ニコニコ生放送」では、
生放送中に「ニコ生ゲーム」を起動して、配信者と視聴者で一緒に遊ぶことができます。
ニコ生ゲームは、既に用意されているものから選択できますが、
自身で制作して投稿することも可能です。
ドワンゴが無料で公開している「Akashic Engine」を利用して、
JavaScriptを組むことでゲームを制作します。
また、実験的な機能ですが、
「RPGツクールMV」に専用のプラグインを使用して作成することも可能です。
フリーゲーム夢現
様々な種類のフリーゲームが無料で公開できるサイトです。
ゲームファイルを用意すれば、ダウンロード・ブラウザ用のフリーゲームとして投稿でき、
投稿したゲームは[新着]と[ランキング]で紹介されます。
また、併設サイトには「エロゲと饗」という
年齢制限付きのゲームが投稿できるサイトがあります。
成人向けのフリーゲーム投稿サイトは珍しいので、
気になる方は検討してみると良いでしょう。
Vector – ソフトライブラリ
1995年に開設された老舗のオンラインソフトダウンロードサイトです。
厳密にはゲーム投稿サイトではないですが、多数のゲーム作品が公開されています。
シンプルなデザインなので、注目を集める宣伝は難しいですが、
無料で信頼できる長期的な公開場所として利用できます。
また、「シェアレジ」を利用すれば、個人で簡単にゲームを販売することもできます。
ただし、ウイルスチェック・ファイルの確認・その他の手続きなどによって、
ゲーム公開までに1~2週間ほど掛かる場合があります。
BOOTH
「BOOTH」は、[pixiv]が運営しているイラスト・漫画・グッズなどの販売サイトです。
販売サイトですが、「無料のダウンロード作品」も公開することができ、
利用料なども掛からない仕様になっています。
pixivとアカウント連携できるので、イラストに力が入った無料PCゲームが多く投稿されています。
また、1つの商品ページに複数の値段を設定することもでき、
「商品は無料だけど、気が向いたら1杯奢ってほしい」のように販売している方もいらっしゃいます。
まとめ
今回は、「特殊な無料ゲーム投稿サイト」を紹介しました。
少し変わったゲームを制作していて、通常のサイトでの投稿が難しい場合は、
上記で紹介したサイトも検討してみてはいかがでしょうか。