以前、ゲーム制作にオススメな「3Dモデル作成ツール」として、
有名でシンプルな機能のツールを紹介しました。
しかし、3Dモデル作成ツールの中には、
特殊な機能を持つソフトや変わったジャンルに特化したツールも存在しています。
そこで、今回は「特殊な3Dモデル作成ツール」を紹介していきたいと思います!
SketchUp(スケッチアップ)「旧:Google SketchUp」

「SketchUp」は、建築系CADとして開発された3Dモデル作成ツールです。
「初心者がすぐに使える本格CAD」をコンセプトにしており、
UIや操作がシンプルで扱いやすくなっている他、
専門的な用語も、理解しやすい言葉に置き換えられています。
建築用のソフトですが、簡単なキャラクターやアニメーションも作成可能です。
無料で使用できる代わりに非商用限定の[Free版]と
制限がない有料の[Pro版]が用意されております。
Bloom3D(ブルーム3D)

「Bloom3D」は、完全無料で3Dモデルを作成できるWebツールです。
作成方法が特徴的で、
直線で図形を描いた後に、その面を引っ張ると立方体になります。
その他、面を追加したり、削除したりして3Dモデルを作成します。
シンプルでありながら自由度が高いので、
複雑な形状の3Dモデルでも、簡単に作成することができます。
イラストのような見た目の3Dモデルなので、ゲームステージの作成などにオススメです。
Sweet Home 3D(スイート ホーム3D)

「間取り図の作成」に特化したフリーソフトです。
マウスによる直感的な操作が可能で、
「3Dのプレビュー画面」を見ながら、間取り図を描く感覚で作成できます。
また、「実際に人の目線で歩き回る機能」もあるので、
ゲームをプレイする時の見え方を確認することもできます。
現代物のアドベンチャーゲームや脱出ゲームなど、
生活感のあるマップを制作したい場合などに便利なツールです。
DOGA L-1(ドーガ L-1)

無料で3Dアニメーションが作成できる「DOGA-Lシリーズ」の1つです。
多種多様な「3Dパーツ」が用意されており、
それらをプラモデルのように組み合わせることで作成していきます。
アニメーションに関する機能も充実していて、
簡単な設定で、複数の3Dモデルを動かすことができます。
同シリーズには「L-2」と「L-3」があり、
有料である代わりに高性能な機能が追加されています。
Smoothie-3D(スムージー 3D)

写真の内容をもとにして3Dモデルを生成するWebツールです。
3Dにする物体の「横向きの写真」を読み込んだ後、
物体の輪郭をマウスでなぞることで、なぞった範囲を3Dモデルとして生成します。
パーツごとに生成したり、生成物を編集したりすることも可能です。
応用すれば、「イラストを3D化して、架空のキャラクターを作成する」という
目的でも利用できるでしょう。
まとめ
今回は、「特殊な3Dモデル作成ツール」を紹介しました。
3Dモデル自体をよく知らず、あまり触れたことがない場合は、
このような「特定の機能に特化したソフト」から始めてみるのも良いでしょう。