「音楽(BGM)」は、ゲームが評価される要素の1つであり、
本格的なゲームであれば、自分で楽曲を制作している場合もあります。
ただ、ゲームBGMを制作するためには、音楽に関する知識はもちろん、
楽器を所持していて、その音を録音する環境なども必要になってきます。
そこで、今回は「ゲーム制作にオススメの音楽・BGM作成ツール」を紹介していきたいと思います!
cakewalk by bandlab(ケークウォーク Byバンドラボ)
「Cakewalk by Bandlab」は、
高品質の音楽を簡単に制作・編集できる本格的なDAWソフトです。
老舗のDAWである「SONAR」を買い取ってから配布しているので、
約6万円の有料ソフト「SONAR Platinum」の機能をそのままに、
誰でも完全無料で利用できるようになっています。
音楽制作も、鍵盤・譜面の知識が必要なく、マウスで簡単に操作することができます。
ただし、有料化を予定していることを2023年6月に発表しているので、
無料版を使用したい場合は、早めに入手しておくと良いでしょう。
SONG MAKER(ソングメーカー)
「SONG MAKER」は、[Google]がWeb上で公開している無料の音楽作成アプリです。
「Chrome Music Lab」(クロームミュージックラボ)にあるアプリの1つで、
楽器を選択してからマス目をクリックしていくだけで、
簡単に音楽を作成することができます。
作成した音楽は、[MIDI]・[WAV]ファイルとして保存できます。
幼い子供の利用も想定したシンプルで分かりやすいデザインなので、
世界中の教育現場でも音楽の学習に利用されています。
Retro Music Editor(レトロミュージックエディタ)
ファミコン風のBGMが作成できるフリーソフトです。
画面内のマス目をクリックすることで音が配置でき、
左側にある「ピアノの鍵盤」が、音の高さの目安として機能します。
また、シンプルな画面でありながら機能が多彩で、
曲の途中でテンポを変更したり、複数のトラックを作成して合奏させたりすることも可能です。
レトロ調のゲームを作成したい時に、オススメのBGM作成ソフトとなっています。
Walk Band(ウォークバンド)
Androidスマホ限定で利用できる音楽作成アプリです。
課金要素があるアプリですが、課金要素は[広告の非表示]などで、
「18種類の楽器」や「編集に関する機能」は全て無料で使用することが可能です。
音質や録音に関する不具合もありましたが徐々に改善されてきており、
現在でも更新が行われている、今後にも期待できるアプリです。
自動作曲ちゃん
曲名を入力するだけで楽曲を自動生成してくれるWebツールです。
50文字以内の曲名を入力してから「生成する」をクリックすると、
数秒~数十秒の音楽が自動で作成されます。
生成した楽曲は、[サイト名]か[サイトURL]を記載すれば、
営利・非営利問わず、自由に利用できます。
短めのBGMを生成するので、「ジングル」を作成したい場合に便利なWebサイトです。
まとめ
今回は、「ゲーム制作にオススメの音楽・BGM作成ツール」を紹介しました。
ゲームの音楽やBGMは、何の変哲もない普通の場面でも、
音程・曲調などによってその場の雰囲気を自由自在に操れる、とても重要な存在となっています。