ゲームの世界を賑やかにする「効果音(SE・サウンド)」は、
自分でゲームを制作する際にも利用することが多い素材です。
ただ、ジャンルによっては、主人公1人だけでも複数の効果音が必要になり、
素材サイトで探し回りながら集めるのは、とても大変な作業です。
そこで、今回は「ゲーム制作にオススメのサウンド作成ツール」を紹介していきたいと思います!
Game Synth(ゲームシンセ)
「Game Synth」は、
“Tsugi”という会社が販売している高性能なゲームサウンド生成ツールです。
最大の特徴は、「線を描いてサウンドを作成する」機能で、
マウスやペンタブレットで線を描くことで、
線の形・描き方に応じて効果音が自動で生成されます。
また、様々な音や操作をブロックとして扱う機能もあり、
ブロック同士を線で繋いでいくだけで、パズルのような感覚で効果音を制作することができます。
高性能な分、値段は[税込39000円]と高めですが、
割引・半額セールが行われている時もあるので、セール中を狙って購入すると良いでしょう。
効果音メーカー
「効果音メーカー」は、
[PEKO STEP](ぺこすてっぷ)というサイトで公開されている無料Webツールです。
波形を作成してから形状を設定することで、
インストール不要で最大5秒の簡単な効果音が作成できます。
また、音量・音の高さを途中で変更したり、波形同士で合成したりすることも可能です。
このサイトでは他にも、[画像を加工するツール]や[単位変換ツール]など、
様々なWebツールが公開されています。
Kana Wave(かな ウェーブ)
入力した擬音から効果音を作成するフリーソフトです。
ひらがな・カタカナを入力してから「再生」ボタンをクリックするだけで、
入力内容と同じ読み方の効果音を生成することができます。
再生時間・音の高さ・抑揚なども設定できます。
「KanaWave」はWindows専用ツールですが、
有志が公開している「オープンβ) KanaWaveくらうど」は
Web上でも利用できるようになっています。
Bfxr
簡単な操作でファミコン風のゲーム効果音が作成できるフリーソフトです。
画面左上には、「ランダム生成するサンプル」が用意されていて、
作成したい音を選択してから画面中央にあるメモリで調整すれば、
オリジナルのゲーム効果音が簡単に作成できます。
[Web版]と[ダウンロード版]がありますが、
Web版は「FlashPlayer」で動作するので、実質的に利用不可となっています。
Weaponiser(ウェポンナイザー)
武器の効果音に特化した効果音制作ツールです。
「銃火器の発砲」から「剣・刀の抜刀」、
「ファンタジー系の魔法」や「SF系の大砲・ビームサーベル」まで、
ありとあらゆる武器のサウンドを短時間で制作することができます。
銃火器の発砲音などは本格的で、実際の武器を使用して録音されています。
ただし、価格が10万円近くするので、
有料ゲームを制作していて、本格的な効果音が欲しい方にオススメです。
まとめ
今回は、「ゲーム制作にオススメのサウンド作成ツール」を紹介しました。
効果音やSEを上手く利用すれば、
その場面に臨場感を与えたり、状況を理解しやすくしたりして、
ゲームプレイを快適なものに変えることができます。