今回は、[特性を付与する属性]を解説していきたいと思います。
これらの属性を利用すれば、アイテムに新たな特性を追加することができます。
高反発
「高反発」は、アイテムに反発する力を付与する属性です。
付与されたアイテムが、他の固定中のアイテムに勢いよく衝突すると、
触れた瞬間に反発して跳ね返るようになります。
「アイテムの軽さ・材質」などを表現したい場合にオススメの属性です。
高摩擦
「高摩擦」は、アイテムに強い摩擦力を追加します。
そのため、斜めの坂などに配置しても、滑り落ちにくくなります。
また、「高摩擦」を付けることで、アイテムが転がる時に回転しやすくなります。
シーン属性「重力」がある状態であれば、動きの違いが分かりやすいでしょう。
高密度
アイテムのサイズに関わらず、非常に重くする属性です。
通常であれば、アイテムの重量は大きいほど重くなり、小さいほど軽くなります。
しかし、この属性を付与すると、アイテムの重さが約4倍になります。
「材質の違いを表現したい」などの場合には、この属性がオススメです。
ゴースト
[ゴースト(複成体・クローン)]を作成して発射する属性です。
この属性を追加すると、設定画面が表示されます。
画面は「重力」と同じようになっており、
青色の丸をタップしながらスライドすることで、向き・速さが変更できます。
付与されたアイテムの属性を起動すると、
設定した方向に一定の速度で、[ゴースト]と呼ばれる半透明のアイテムが発射されます。
[ゴースト]には、属性「物理無効」と同じ機能を持っており、
ゴーストとアイテムが接触しても動かず、「重力」「傾きセンサー」も無効となっています。
ただし、属性「接触」と一緒に利用すると、
ゴーストに触れた他のアイテムの属性を起動させることができます。
属性を起動させた場合、触れたゴーストは削除されます。
爆発
付与されたアイテムを中心に、周囲にあるアイテムを吹き飛ばす属性です。
吹き飛ばす力は、中心に近いアイテムほど強くなり、
遠くに離れているアイテムは、ほとんど吹き飛ばなくなります。
ただし、間に固定中のアイテムがある場合でも関係なく、
距離に応じて吹き飛ばすので注意しましょう。
例えば、「ピン」で固定した[壁]の外側にアイテムを配置しても、
外側に配置したアイテムだけが通常のスピードで吹き飛びます。
次回
今回は、[特性を付与する属性]を解説しました。
これらの属性は、アイテムに様々な特性を追加できますが、
特性の強さが固定されている属性も多いので、
他の属性やシステムと組み合わせることで調整してみましょう。
次回は、[移動・音に関する属性]の解説をしていきます。