今回は、[無効にする属性]を解説していきたいと思います。
属性の中には、アイテムが持つ一部の機能を停止させるものも存在しています。
物理無効
「物理無効」は、アイテムの物理的な動作を無効にする属性です。
シーン属性「重力」「傾きセンサー」の影響を受けなくなり、
アイテムを移動させる属性でも、一定の速度で動くようになります。
また、他のアイテムとの接触も無効になるので、
触れた時に動作するタイプの属性も使用できなくなります。
他の物体に触れる必要がない「ボタン」や「UI」などの作成にオススメの属性です。
重力無効
「物理無効」の中にある[重力・傾きセンサーの無効]だけを行う属性です。
「重力」「傾きセンサー」の影響を受けない点は同じですが、
こちらの場合はアイテム同士の接触が可能となっています。
単体では[属性が無い状態]と変わらないので、
「落下するアイテム」と「空中に留まるアイテム」を混在させたい場合に利用しましょう。
タッチ移動無効
アイテムをスライドすると、[移動]・[回転]・[拡大縮小]などの操作ができます。
「タッチ移動無効」は、これらの操作を無効にする属性です。
属性アイコンをタップした後にスライドすると、
下の画像のような画面が表示されます。
左側のアイコンを選択すると、全ての操作が無効になります。
右側を選択した場合は、さらに以下のような画面が表示され、
無効にする操作を種類に分けて選択することができます。
操作の種類は、左から[移動]・[回転]・[拡大縮小]となっています。
タッチトリガー無効
アイテムをタップした時に開始する、属性の動作を無効します。
「タッチ移動無効」は、ほとんどの操作を無効にできる代わりに、
タップで開始する属性の動作は無効にできない仕様になっています。
なので、[タップによる属性の動作]を無効にしたい場合は、この属性を使用します。
消滅
画面内にあるアイテムを削除する属性です。
実行されると、一瞬でアイテムが表示されなくなります。
また、この属性には“特殊な機能”があり、「消滅」以外に複数の属性を持っている場合は、
それらの動作を実行した後にアイテムを削除します。
次回
今回は、[無効にする属性]を解説しました。
「キャラクター」や「操作ボタン」のように、
プレイヤー側で自由に移動されると困る物がある際は、これらの属性を利用してみてください。
次回は、[付与する属性]の解説をしていきます。