今回は、「属性」と「シーン属性」を解説していきたいと思います。
「属性」は、作品を作るうえで最も重要な機能となっています。
「属性」とは
「属性」とは、アイテムに動作を付与できる機能のことです。
配置中のアイテムをタップすると、[属性メニュー]が表示されます。
そのメニュー内にある「属性」アイコンをタップすることで、
アイテムに属性を追加できます。
追加した属性を削除したい場合は、再度アイコンをタップします。
また、下側にあるボタンから、
アイテムの削除・操作・重なり順などを変更することができます。
「アイテム一覧」にあるアイテムにも、種類は少ないですが属性を追加できます。
属性メニューを閉じたい時は、右上にある「×」か“メニュー以外の場所”をタップします。
現時点で、属性は37種類も用意されており、
[ヘルプ]にある「属性ガイド」で使い方が紹介されています。
シーン属性
「シーン属性」は通常の属性と異なり、シーン自体に付与する属性で、
付与された動作はシーン全体に影響を及ぼします。
シーン内のアイテムが無い場所をタップすると、[シーン属性メニュー]が開きます。
現時点では、3種類のシーン属性があります。
重力
1番左側にある「重力」は、シーン全体に重力を作成する機能です。
選択すると、最初に「重力設定画面」が表示されます。
円の中をスライドすることで、重力の向き・強さを設定します。
「緑丸」が中央から離れるほど、重力が強くなります。
また、重力の向きは下側だけでなく、横や上方向にも設定できます。
設定を終えたら、右下にある完了ボタンをタップします。
左下のボタンをタップすると、設定をキャンセルできます。
属性を追加した後にテストプレイを行うと、
設定した方向にアイテムが落ちていく様子が確認できます。
中央に設定した場合は、“無重力状態”(通常の状態)になります。
この状態で[完了]を押すと、「重力」属性が削除されます。
傾きセンサー
「傾きセンサー」は、スマホ・タブレットを傾けた時に、
その方向へ力を加える属性です。
この属性を付与した状態でテストプレイすると、
シーン内のアイテムがスマホを傾けた方向へ移動します。
また、大きく傾けると移動速度が速くなり、逆に角度を浅くすると遅くなります。
シーンズーム
ゲームプレイ時に表示する範囲を変えたい場合は、「シーンズーム」を利用します。
この属性を選択すると、シーンの中央に範囲を設定するための枠が表示されます。
枠の内側は明るくなっており、外側は暗くなっています。
実際の画面では、内側の明るい部分だけ拡大して表示されます。
表示範囲は、枠の四隅にある「矢印」をスライドすることで変更できます。
ただし、表示位置は中央に固定となっています。
次回
今回は、「属性」を解説しました。
「アイテム」と「シーン」の2つに属性を付与できるので、
2種類の動作を組み合わせた複雑なギミックも作成することができます。
次回からは「アイテムに付与できる属性」について、その特徴に分けて紹介していきます。
次の記事では、[基本的な属性]の解説をしていきます。