今回は、Scratchの基本操作について解説していきたいと思います。
ウェブ版では、サイトにあるScratch用のエディターを使用して作品を制作します。
エディターについて
エディターは、赤枠内の「作る」から開きます。
エディター画面は、このようになっています。
左上にある画面は「ステージ」と言い、この画面で表示される内容がそのまま作品になります。
右上にあるボタンは、緑色の旗が動作開始、赤い六角形が動作停止です。
左下には「素材リスト」があります。
ここでは、作品に登場させる物体や背景の作成・基本設定ができます。
右側にあるのは「スクリプトエリア」と言い、選択中の物体や背景のプログラムを作成するための場所です。
画面真ん中にあるスクリプトを入れると、物体や背景がスクリプトの内容通りに動作します。
また、右クリックでスクリプトの配置を整理したり、コメントを付けることもできます。
「スクリプトエリア」の下にあるものは、「バックパック」です。
クリックすると開き、スクリプトや物体、音などを保管して、必要な時に取り出すことができます。
作品の保存をするには、「ファイル」か画面左上の「直ちに保存」をクリックします。
保存した作品は、「私の作品」の「中を見る」から制作再開できます。
スプライトについて
スプライトとは、作品内で使用する物体のことです。
ステージ上に表示され、ドラッグ&ドロップで動かすことができます。
スプライトを新規作成するには、赤枠内のどれか1つを選択します。
作成方法は左から、Scratch内の素材から探す・自分で描く・ファイルをアップロードする・パソコンのカメラで撮る、の4つがあります。
表示や名前などの基本設定は、選択中のスプライトの左上にあるⅰからできます。
コスチュームでは、画像の設定ができます。
右側にある「ペイントエディター」で絵が描ける他、入力した文字を編集して画像にすることもできます。
音では、BGMや効果音などの設定ができます。
新規作成は、Scratch内の素材から探す・録音する・ファイルをアップロードする、の3つがあり、右側の画面で編集をしたり、効果を付けたりすることもできます。
ステージについて
ステージとは、画面全体に使用される背景のことです。
ステージの新規作成や音の設定は、スプライトにあるものと同じです。
背景もコスチュームとほとんど同じです。
ステージを変更したい場合は、背景画像を変更していくように設定します。
次回
今回は、Scratchの基本操作について解説しました。
分からないことが出た場合は、「ヒント」をクリックするとチュートリアルや説明が出るので、こちらも参考にしてみてください。
次回は、スクリプト「動き」の解説をしていきます。