今回から、「KidsScript 3D ベータ2」を解説していきたいと思います。
最初の記事では、「KidsScript 3Dの紹介」と「起動方法の解説」をしていきます。
「KidsScript 3D」とは
「KidsScript 3D」は、[ネクストオブジェクト株式会社]が無料で公開している
3D専用のビジュアルプログラミング言語です。
[KidsScript 2D]と同じように、ブロックを組み合わせていく言語ですが
ブロックの種類や動作が「3D仕様」になっており、
簡単に3Dゲームを制作することができます。
「ブロックが[JavaScript]のコマンドになっていること」や、
「ブロックの表示方法を切り替えられる機能」など、基本的な仕様は[KidsScript 2D]と同じです。
作成したプログラムは[テキストファイル]として保存でき、
自分のサイトで公開することが可能です。
ただし、現在は[KidsScript 2D]をメインに開発しているので、
3Dの方は[Ver.1.0][ベータ2]のまま、更新を停止しています。
起動方法
[KidsScript2D]と違い、「ブラウザ版」でのみ利用することができます。
アカウント登録は必要なく、課金要素・広告・個人情報の収集などもありません。
利用するためには、まず以下のURLをクリックして公式サイトを開きます。
公式サイトが開いた後、下側にある[過去のベータ版]をクリックします。
すると、このようなページが表示されるので、赤枠内をクリックします。
ページ下部では、「アプリの説明」や「更新停止の理由」などが確認できます。
問題が無ければ、下の画像のような「エディタ画面」が表示されます。
初めて起動した際には、右上に案内が表示されます。
案内に従っていくと、[言語の変更]や[クイックスタートの閲覧]が可能です。
次回
今回は、「KidsScript 3Dの紹介」と「起動方法の解説」を行いました。
少し古い言語ですが、3Dゲームをブラウザ上で作成できるツールはとても珍しく、
機能や公開に関する制限も少ないので、
とりあえず3Dゲームを作成してみたい方にもオススメの言語となっています。
次回は、「KidsScript 2Dとの違い」の解説をしていきます。