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Scratch Jr

プログラミング入門!「Scratch Jr」講座 #6

今回は、ブロック「みため」を解説していきたいと思います。



「みため」には、キャラクターの表示方法に関するブロックが用意されています。

「みため」

「みため」のブロックは、紫色のボタンをタップすると表示されます。

「みため」には、6つのブロックがあります。



[話す]

[話す]は、キャラクターの上に「吹き出し」と[文字]を表示して、話してるように見せるためのブロックです。



ステージでは「吹き出し」と[文字]は、このように表示されます。



吹き出しの中に表示する文字は、ブロックの下側にある入力欄をタップすると変更できます。

文字数の上限は[50文字]となっていて、文字数によって「吹き出しの表示時間」も変わります。
([2文字]で約1.2秒、[50文字]で約7秒)



吹き出しは、キャラクターが移動しても離れずに、一緒に移動します。

ただし、そのまま表示するとステージの外へ出てしまう場合は、ステージの端に沿うようにして表示されます。



[大きくする]

赤枠内にあるブロックは、[大きくする]と言います。

このブロックは、下部にある数値の分だけ、キャラクターの画像サイズを徐々に大きくすることができます。



徐々に大きくなるので、数値が大きいと動作が完了するまでの時間も長くなります。



[大きくする]とは逆に、キャラクターのサイズを徐々に小さくする[小さくする]もあります。



ただし、キャラクター画像によって、大きさの上限・下限値が違うので気を付けましょう。

例えば、プロジェクトを新規作成する時に一緒に作成される「ねこ」の場合、
上限が[34]・下限が[7]となっています。



キャラクターのサイズは、[大きさを元へ戻す]を使用すれば元に戻せます。



[消す]

赤枠内にある[消す]は、徐々に透明にしてキャラクター画像を見えないようにするブロックです。



画像が見えなくなるだけでなく、画像が消えている間は「他のキャラクターとの接触」ができなくなります。

なので、キャラクターをドラッグしたり、[ぶつかったらスタート]を使用して動作を開始したりすることができなくなります。



他のブロックは、消えている間も通常通りに動作します。



消したキャラクター画像を再び表示するには、[見せる]を使用します。

[見せる]を使用すると、徐々に画像が現れていきます。



次回

今回は、ブロック「みため」の解説をしました。

同じ見た目のキャラクターでも、画像の大きさを変更したり、他のキャラクターと組み合わせて遠近法を利用したりすることで、キャラクターの印象が大きく変わることもあります。



次回は、ブロック「こんとろーる」の解説をしていきます。

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