今回は、主人公の設定と町マップの作成をしていきたいと思います。
町マップのデザインについては「WOLF RPG 村(もしくはマップ)」で画像検索すると、とても参考になります。
主人公の設定
主人公のステータスや技能を設定していきます。
今作の主人公は、ウルファール1人だけにして、魔法が得意という設定にしようと思います。
まずは、『主人公ステータス』にある「ウルファール」を編集します。
「肩書き」を変更して、ステータスはバランス良くなるように設定します。
「装備可能タイプ」には、杖・服・ローブを設定して、初期武器を「木の杖」に変更します。
戦闘コマンドには、「防御」と「アイテム」を追加します。
次に、『技能習得Lv』で習得する技能を設定します。
初期技能を2つ設定して、他の技能はレベルを開けて習得するように設定します。
最後に、習得する技能の設定をします。
「アイスエッジ」のダメージが攻撃力依存になっているので、精神力依存にします。
「ホーリー」「ジャッジメント」の効果が防御無視と強すぎるので、防御が反映されるようにして、代わりに消費ポイントを減らします。「ホーリー」も精神力依存に設定します。
『戦闘コマンド』にある「防御」の説明文のターン数が2になっているので1に書き換えます。
これで、主人公の設定は完了です。
町マップの作成
町マップを作成していきます。
町マップには、宿屋、アイテム屋、武器・防具屋と民家2つを作成しようと思います。
マップの基本設定は、下の画像のように設定します。
まずは、マップを描いていきます。
レイヤー1全体に地面を配置して、南から中心辺りまで道を描きます。
建物と机を描いていきます。
拡大するとこんな感じです。
その建物同士を道で繋げます。
その後、レイヤー2に木や看板などの装飾物を配置します。
ここでは、赤枠をアイテム屋、黄枠を武器・防具屋、青枠を宿屋とします。
装飾物の上に物を配置したい場合は、レイヤー3を使用します。
次に、店員を作成します。
アイテム屋では「薬草」「癒しの水」「魔力の水」を売るように設定します。
武器・防具屋では、「木の杖」「鉄の杖」「綿のローブ」「術士のローブ」を売る設定にします。
宿屋では、変数を使用しますが、難しいことはしません。
まず、選択肢を「はい」「いいえ」の2つ作成します。
次に『コモンイベント』から「所持金取得」を選択して、その情報を「このEv:Self0」に入れて、1番上に挿入します。「このEv:Self」は「セルフ変数」とも呼ばれ、イベントが自分で持っている数値のことを言います。
その後、選択肢「はい」の中に「条件(変数)」を挿入します。
「このEv:Self0」(所持金)が「(値段)」「以上」、となるように設定して「上記以外の場合」を選択します。
作成した「分岐1」には、暗転してBGMを流している間に、完全回復・所持金の減少をして、暗転を解除した後、マップのBGMをかけ直す、というイベントを作成します。
暗転中のウェイトは、60フレーム=約1秒を元に調整してください。
「上記以外」には、所持金が足りないことを伝える文章を挿入すれば、宿屋の完成です。
他の住民については、情報やヒントを喋らせるので、他のマップと一緒に作成します。
最後に、町とフィールドを「場所移動」で繋いで、看板に町の名前を入力すれば、村マップの作成は完了です。
作成したゲームの公開
作成した現時点のゲームはPLiCyというサイトで公開しています。
作成ゲームのZIPがダウンロード出来るようにもなっておりますので、是非参考にして下さい!
(ゲームの動作が重い、不安定な人もダウンロードしてみてください。)
次回
今回は、主人公の設定と町マップの作成をしました。
今回使用した「変数」は、聞きなれない言葉が多いので難しく感じますが、自分の言葉に変換してみるとイメージが掴みやすくなります。
次回は、森マップの作成をしていきます。