前章ではサンプルゲームで遊んでみましたが、今回はサンプルゲームの中身を見て、どのようにゲームが組み立てられているか確認していきたいと思います。
では、Editor.exeをダブルクリックし、ゲームを編集するためのツール(以下、エディタ)を起動しましょう。
エディタの詳細な説明については、WOLF RPGエディター 公式ページにある以下のページに記載しておりますので、当ブログではざっくりと各機能について解説しようと思います。
マップの編集
エディタを起動した時に出てくる2つの画面でマップの編集が出来ます。
マップには、道路やら土などの地面の他に、草木などのオブジェクトを配置したり、村人や一定歩数歩くと敵が出現するイベントなどを作ることが出来ます。
自動的に実行するイベント(タイトル画面を表示させたり、スタートを押した後にキャラクターの会話シーンが始まったりなど)も、マップの編集で作成することが出来ます。
キャラクター、アイテムなどのデータ編集
ウディタでは、各種データ情報をデータベースというもので管理しています。
データベースには以下の3つが存在しており、それぞれで設定できる内容が異なっております。
システムデータベース | マップやBGMなどの設定が行えます |
ユーザーデータベース | アイテム、魔法、敵キャラなどの設定が行えます |
可変データベース | 主人公の初期ステータス、所持アイテム、装備品などの設定が行えます |
ゲーム全体の設定編集
ゲームのタイトルや使用フォントなどのゲーム全体に関わる設定は、「ゲームの基本設定」より編集することが出来ます。
他にも複数のマップから共通で呼び出せる「コモンイベント」なども用意されていますが、まずは主要な機能を押さえてゲームをカスタマイズする楽しさを感じていただければと思います!
次の章では、サンプルゲームを改造して味方キャラクター、敵キャラクターを増やすことにチャレンジしたいと思います。