今回から、RPGツクールの中から体験版が出ている「2000」「XP」「VX・VX Ace」「MV」の解説をしていきたいと思います。
最後には比較もするので、どれを使用するか迷ってる場合などに参考にして下さい。
今回は、RPGツクール2000の解説をしていきます。
マップエディター
マップエディターは、ツクールを開くと最初に表示されます。
操作方法や用語は、「ヘルプ」に画像付きで紹介されています。
画面左上には、チップセット(マップを作成するための素材集)があります。
チップセットは下層チップと上層チップに分かれていて、赤枠内のボタンを左クリックするか、マップ画面で右ダブルクリックすると切り替えができます。
チップは選択した後に、マップ画面に左クリックで配置することができます。
配置方法は、チップセットのすぐ上にあるボタンで変更できます。
画面左下ではマップ名を右クリックすることで、マップの設定や作成ができます。
設定画面では、チップセットやマップの大きさなどの設定ができます。
赤枠内を左クリックすると「イベント編集モード」になります。
イベントの作成や主人公、乗り物の初期配置設定ができます。
イベントを作成するための画面は、下の画像のようになっています。
この画面では、喋るNPC、ドアを開くと別のマップに移動、宝箱からアイテムを入手するなどのイベントが作成できます。
ゲーム制作のデータは、赤枠内を左クリックすれば上書き保存されます。
データベース
データベースは、赤枠内のボタンで開くことができます。
いろんな項目がありますが、今回は代表的な項目だけ解説します。
主人公
「主人公」は、主人公や仲間の作成をする項目です。
設定画面では、名前や習得する技能などの基本的な設定のほか、能力の成長値や状態・属性の有効度などの詳細な設定もできます。
特殊技能
「特殊技能」は、魔法やスキルの作成をする項目です。
「特殊技能」には4つの「種別」がありますが、ここでは「通常」の設定について解説します。
通常 | テレポート | エスケープ | スイッチ |
「通常」の設定画面では、技の効果やゲーム内での表示の仕方などが設定できます。
「効果範囲」の欄を味方に設定すれば、回復やバリアなども作成できます。
アイテム
「アイテム」は、アイテムや装備品の作成をする項目です。
「アイテム」には11の「種別」がありますが、ここでは「薬」「武器」「盾・兜・鎧・装飾品」について解説します。
通常物品 | 武器 | 盾 | 鎧 | 兜 | 装飾品 |
薬 | 本 | 種 | 特殊 | スイッチ |
「薬」の設定画面では、アイテムの効果や使用回数などの設定ができます。
「武器」の設定画面では能力値だけでなく、装備可能なキャラクターや持ち方なども設定できます。
「盾」「兜」「鎧」「装飾品」は、すべて同じ設定画面です。
能力値や装備可能なキャラクター、防御性能などの設定ができます。
敵キャラ
「敵キャラ」は、敵キャラクター単体の作成をする項目です。
設定画面では、能力値や行動、戦利品などの設定ができます。
実際に使用するには、「敵グループ」項目で設定する必要があります。
戦闘システム
RPGツクール2000の戦闘画面は、下の画像のようになっています。
名前の右側に表示されてるものは「状態」です。Hは「HP」、Mは「MP」です。
「戦う」を選択すると「攻撃」「特殊技能」「防御」「アイテム」の選択肢が表示されます。「特殊技能」と「アイテム」は、選択するとその時に使用できる技やアイテムが表示されます。
RPGツクール2000の解説は、これで終わりです。
次回は、RPGツクールXPの解説をしていきます。