今回は、ゲームクリア・ゲームオーバーマップを作成していきたいと思います。
ゲームクリア・ゲームオーバーに専用マップを用意する手法は、標準でタイトル画面が無いWWAならではの手法で、公式も含めた多くの制作者によく使用されています。
ゲームクリアマップ
ゲームクリアマップは、x=30~40 y=0~10(1画面分)に作成していきます。
まずは、草原の画像の「道」を敷き詰めて、木の画像の「壁」で囲います。
少し殺風景だと感じるなら、何か飾りのパーツを配置しても構いません。
次に、ゲームクリアを告げる「メッセージ」をx=35 y=4に配置します。
これだけでもクリアマップとして機能しますが、クリアした心地がしないので「スコア表示」・お礼を言う人・制作者コメントも配置します。制作者コメントは、ゲーム製作の最後に書きます。
最後は、ゲームマップからクリアマップに行けるようにします。
まず、物体パーツの「ジャンプゲート」を作成して、座標をx=35 y=6と設定します。
次に、カニのメッセージ欄にボスを倒してからゲームクリアまでのメッセージを書きます。
そのメッセージに「もう片方を削除する」「ジャンプゲートを呼び出す」マクロ文を書きます。テストプレイで問題なく動作すれば作成完了です。
ゲームオーバーマップ
ゲームオーバーマップは、x=10~20 y=30~40(1画面分)に作成していきます。
こちらも、草原の画像の「道」を敷き詰めて、木の画像の「壁」で囲いますが、上端の背景と合わせるため「壁」は1マス分多く配置します。
次に、ゲームオーバーを告げる「メッセージ」をx=15 y=34に配置します。
これだけでもゲームオーバーマップとして機能しますが、ヒント用パーツも2つぐらい配置した方が良いでしょう。ヒントは難易度やステータスを決める時に書きます。
最後に、主人公のゲームオーバー座標をx=15 y=36に設定すれば作成完了です。
作成したゲームの公開
作成した現時点のゲームはPLiCyというサイトで公開しています。
作成ゲームのZIPがダウンロード出来るようにもなっておりますので、是非参考にして下さい!
次回
今回は、ゲームクリア・ゲームオーバーマップの作成をしました。
ゲーム製作に慣れてきたら、エンディングやタイトル画面の作成に挑戦するのも良いでしょう。
次回は、イベントの作成をしていきます。