今回は、「村マップ」の作成をしていきたいと思います。
「村マップ」の作成は、イベント[オープニング用]を配置したマップで行います。
マップ設定の変更
まずは、「マップ設定」でマップの基本設定を変更していきます。
このマップでは「マップ名」と「マップBGM」を変更します。
「マップ名」は[村]に、「マップBGM」は「森1 森林浴」にします。
村マップの作成
マップ設定を変更したら、村マップを作成していきます。
最初に、配置モード「地形消去」を使用して、マップのサイズを「45×45」まで小さくします。
マップ下側には、「草原ブロック」で[村出入口]を作成します。
そのすぐ近くに、「初期位置」を使用して[ゲーム開始位置]を指定します。
その後、「岩場ブロック」で[道]を作成していきます。
道が作成できたら、道に沿って「屋敷ブロック」で2軒の[民家]を作成します。
壁や机を作成する時だけは、上に乗るのを防ぐために「通行可」のチェックを外します。
窓は「消しゴム」で穴を開けて作成します。
その後、本棚を「本棚ブロック」で、ベッドを「白ブロック」で作成します。
「空中配置」を使用すると、違和感なく作成できます。
同様の方法で、[宿屋]と[村長の家]も作成します。
最後に、マップ全体に「おきもの」を配置します。
赤枠内の置物を選択してから、「マップ全体にランダム配置」を使用します。
すると、マップ全体に置物が配置されますが、
道や建物の中にも配置されるので、それらの置物は削除します。
その後、[村長の家][宿屋]の前に「看板」を配置すれば、マップの作成は完了です。
イベント作成
村マップが作成できたら、村マップ内のイベントを作成していきます。
オープニング後のイベント
まず、「看板」がある位置に、建物の名前を表示するイベントを作成します。
「看板」をイベント画像の代わりにします。
次に、[オープニング用]に「3歩進んで話す」動作を追加します。
[3歩進む]は「ルート移動」を使用して行います。
最後に「ストーリー」を使用して、ストーリー「村マップ」を開始させます。
村長からの依頼
村長から依頼を受けるイベントは、[村長の家]の中に配置します。
画像は、「詳細設定」から老人ゴーストを選択します。
その後、「ストーリー分岐」を使用して、下の画像のような分岐を作成します。
現在のストーリーが「村マップ」の場合は、「メッセージ」で内容を作成した後、ストーリー「草原」を開始させます。
そうでない場合(村長と話した後)は、通常時用のセリフを話すようにします。
その他のイベント
[宿屋]には、画像を一般ゴーストにした[宿屋の店員]を配置します。
宿屋の店員は、「メッセージ」「宿屋」で作成できます。
宿屋の近くには、[アイテムショップ]を配置します。
画像は、商人ゴーストを選択します。
[アイテムショップ]は、「メッセージ」「ショップ」で作成できます。
「ショップ」には、アイテム2種、武器4種、防具2種を設定します。
「マジカルクッキー」の[値段]が少し高めなので、「ゲーム設定」の「アイテム」で変更します。
民家には、「メッセージ」を使用したイベントを配置します。
こちらは、[一般ゴースト]がゲーム内の情報やヒントを話すイベントなので、他のマップと一緒に作成します。
作成したゲームの公開
今回までに作成したゲームはPLiCyで公開しています。
是非、ゲーム制作の参考にしてみて下さい!
次回
今回は、「村マップ」の作成をしました。
「村マップ」は、ゲーム攻略の拠点となるだけでなく、準備や休憩などを落ち着いて行うことができる安全地帯のマップでもあります。
次回は、「草原マップ」の作成をしていきます。