今回は、「ビベイビア」を解説していきたいと思います。
「ビベイビア」を使用すれば、複雑な作成内容も簡単に作成することができます。
「ビベイビア」
オブジェクトを作成・編集する際、上部のタブから「ビベイビア」を設定することができます。
「ビベイビア」とは、オブジェクトに[特定の動作]を追加する特殊な機能のことです。
ビベイビアを追加するには、画面右下にあるボタンをクリックします。
追加するビベイビアは、既に用意されているものが選択できる他、
新しいビベイビアをインストールすることもできます。
追加すると、先ほどのタブ画面にビベイビアの設定画面が表示されます。
設定を終えた後、「適用」ボタンをクリックすれば、オブジェクトにビベイビアが適用されて
ビベイビアに設定された動作が行えるようになります。
「ビベイビア」の紹介
エディターに用意されているビベイビアは全部で[11種類]あり、以下の一覧表の通りとなっています。
プラットフォーム | プラットフォームキャラクター | 画面外で破棄 |
ドラッグ可能なオブジェクト | トップダウン移動 | アンカー |
経路探索 | 経路探索の障害物 | ライト障害物 |
物理エンジン2.0 | Tween |
この記事では、ビベイビア選択画面の1番上にあり、最も特徴的なビベイビアである
[プラットフォーム]と[プラットフォームキャラクター]を解説していきます。
[プラットフォーム]
ビベイビアには、[プラットフォーム]に関する2種類の特殊機能があります。
[プラットフォーム]とは、キャラクターを動かして障害物や穴などを避けて進んでいく、
2Dアクションのようなゲームジャンルのことです。
オブジェクトに[プラットフォームキャラクター]を追加すると、
オブジェクトをカーソルキー・スペース・shiftキーで操作できるようになります。
設定画面では、移動の速度・ジャンプの高さ・重力の強さなどが設定できます。
その後、設定画面を閉じれば、2Dアクションのように操作できるようになります。
ただし、このままの状態だと、重力の影響でゲーム画面の外へ落ちていってしまいます。
なので、壁や地面などのオブジェクトを作成して、[プラットフォーム]を追加する必要があります。
[プラットフォーム]は、オブジェクトを[プラットフォームキャラクター]に接触できるようにするビベイビアです。
[プラットフォーム]には3種類の設定があり、それぞれ機能が異なります。
また、両者のビベイビアには[端をつかむ]という機能があります。
この機能を有効にすると、キャラクターが地形の端にしがみつくこともできます。
次回
今回は、「ビベイビア」の解説をしました。
[プラットフォーム]は、2Dアクションを作成するのに便利なビベイビアですが、
この他にも特定のジャンルのゲーム制作に便利なビベイビアが用意されています。
次回は、[プラットフォーム]以外の「ビベイビア」について解説をしていきます。