今回は、「イベント」の作成方法を解説していきたいと思います。
「SRPG Studio」では[SRPG]に特化している分、「イベント」もSRPG制作に必要なものが用意されています。
「イベント」について
「イベント」は、主に「マップ」や「拠点」などで使用できる機能で、
「文字の表示」「ユニット情報の変更」「次のマップへの移動」などを行うことができます。
「SRPG Studio」には、様々な種類のイベントがあります。
[イベント名] | 「特徴」 | |
場所イベント | 味方が特定のマスに移動して、特定の行動を行った時に起動する。 | |
オープニングイベント | マップの最初に起動する。 | |
エンディングイベント | マップの最後に起動する。 | |
自動開始イベント | [オープニングイベント]が終わった後、自動で起動する。 | |
会話イベント | 味方に隣接した状態で「会話」コマンドを行うと起動する。 | |
コミュニケーションイベント | [戦闘準備画面]にある「情報収集」コマンドから起動できる。 | |
マップ共有イベント | ゲーム内の全マップで使用できる。 | |
回想イベント | 一度でも起動すれば、「エクストラ画面」で何回でも起動できる。 |
イベントを作成する時には、「イベントコマンド」を使用します。
「イベントコマンド」には、「イベント系」と「バトル系」の2種類のコマンドがあります。
「イベント」の作成方法
「イベント」は、種類によって作成方法が変わります。
マップ画面にある[イベント配置]を選択してマップをダブルクリックすると、[場所イベント]の作成画面が表示されます。
作成画面の左側では、イベントの種類や起動条件などを設定します。
画面下側にあるボタンを押すと、「イベントコマンド」を選択して[イベントコマンドリスト]に追加することができます。
「メッセージ」を使用していれば、[プレビュー画面]に内容が表示されます。
赤枠内で[プレビュー画面]に表示する内容を変更することができ、コマンドごとに起動条件を設定したり、メモを残したりできます。
[場所イベント]以外のイベントは、マップ画面の左上にある青いボタンから「イベント作成画面」を開いて行います。
こちらの画面では左側にイベントの一覧があり、選択したイベントの内容が右側に表示されます。
また、[詳細情報]ではイベントに[回想イベント]を設定することもできます。
起動条件を設定する時に[page]を右クリックすると、イベントページが追加できます。
ページを増やすことで、通常時は[page1]の内容を表示して、特定の場面だけ違う内容を表示することができます。
ユニット作成画面には、「敵イベント」という項目があります。
これは、イベントに使用するためのユニットで、最初はマップに表示されませんがイベントコマンド「ユニットの登場」などで呼び出すことができます。
次回
今回は、「イベント」について解説しました。
SRPG Studioの「イベント」は、種類が多くSRPG特有の機能もあるので慣れが必要ですが、機能や設定方法などがRPGツクールのような仕様になっているので簡単に使用できると思います。
次回は、「拠点」機能の解説をしていきます。