ゲーム制作ツールやゲームエンジンは、日本だけでなく海外でも開発されていて、
近年では扱いやすい高性能な製品も増えてきています。
ただ、そのようなツール・エンジンは日本語未対応なことが多く、
英語が読めない場合は操作説明を理解することも困難です。
そこで、今回は「ゲーム作成にオススメの翻訳ツール」を紹介していきたいと思います!
Google翻訳(グーグル翻訳)
「Google翻訳」は、Googleが公開している翻訳ツールです。
最大の特徴は豊富にある機能で、通常のテキスト翻訳だけでなく、
ファイル・音声・webサイトなどの翻訳も無料で可能となっています。
また、ブラウザ上で利用できるので、ダウンロード・インストールが不要です。
100ヶ国を越える言語に対応しているので、
様々な状況で使用したい時にオススメの翻訳ツールです。
DeepL翻訳(ディープエル翻訳)
同じくブラウザ上で利用できるフリー翻訳ツールに「DeepL翻訳」があります。
こちらは、翻訳の精度が高いことが特徴で、
長文のテキストでも違和感なく翻訳できます。
対応言語も、欧州をメインに31種類あります。
テキストやファイルの翻訳が可能ですが、
「無料版」の場合は翻訳できる文字数に制限が付いています。
その代わり「Pro版」では制限が緩和され、
さらに[翻訳内容が暗号化される]という企業向けの機能も利用できます。
PCOT(ピコット)
無料でダウンロードできるゲーム翻訳ソフトです。
このソフトでは「画像翻訳」が可能で、
画面内をドラッグ&ドロップで範囲指定することで、
その範囲内にある英単語・英文を翻訳できます。
「ゲーム制作ツールのUI」や「動画内の画像」など、
コピペが難しい部分を翻訳したい時に便利です。
また、基本的には「Google翻訳」を利用して翻訳していますが、
「DeepL翻訳」と連携して対応させることもできます。
Googleレンズ(グーグルレンズ)
Googleが[App Store]や[Google Play]で配信しているスマホ専用の翻訳アプリです。
翻訳対象をカメラで写すだけで翻訳される「リアルタイム翻訳」が最大の特徴で、
PC上のゲームエンジンの動作を妨げることなく、
手軽に翻訳することができます。
[画像検索]・[地図検索]も可能な高性能アプリですが、
スマホで撮影する都合上、慣れない方は手振れに悩まされるかもしれません。
WinTrans(ウィン トランス)
メッセージボックスに書かれた英語を日本語へ翻訳できるフリーソフトです。
ソフトの画面にある「照準マーク」を翻訳対象へドラッグ&ドロップすることで、
その英単語・英文を翻訳します。
ソフト自体が軽量なので、すぐに翻訳が終わり、
他のツールと一緒に起動していてもスムーズに動きます。
ちなみにWindowsの標準機能として、
メッセージボックスを選択している状態で「Ctrl」+「C」を押すと、
メッセージボックス上の文字をコピーすることが可能です。
まとめ
今回は、「ゲーム作成にオススメの翻訳ツール」を紹介しました。
ゲーム作成ツールの中には「ホームページ」や「説明書」の他に、
「YouTube動画」「イメージ画像」などで使い方を説明しているところもあるので、
これらの翻訳ツールが理解の手助けになれば幸いです。