今回は、スクリプト「調べる」の解説をしていきたいと思います。
「調べる」には、現在の状態を調べて他のスクリプトに指定するスクリプトが多くあります。
「~に触れた」
「~に触れた」は、スプライトが他のスプライト・マウス・ステージの端に接触した時を条件に指定します。
このような六角形のスクリプトは、六角形の枠に入れることができます。
入力欄に入れると、そのスクリプトの持つ情報が入力されます。
「~色に触れた」は、スプライトが指定した色に接触した時を条件に指定します。
色は、赤枠内をクリックした後、エディター内の色をクリックすると指定できます。
「~色が~色に触れた」は、指定した色が別の色に接触した時を条件に指定します。
「~までの距離」
「~までの距離」は、スプライトから他のスプライト・マウスまでの距離を入力欄に指定します。
「~と聞いて待つ」
「~と聞いて待つ」は、入力された内容を吹き出しで表示して、ステージ画面の下側に回答用の入力欄を表示します。
ステージ画面では、このように表示されます。
入力した後、エンターキーかチェックマークが押されると、次のスクリプトに進みます。
回答の内容は「答え」に保存され、他のスクリプトの入力欄に指定することができます。
チェックボックスにチェックを入れると、ステージ画面で回答の確認ができます。
「~キーが押された」
「~キーが押された」は、指定したキーが押された時を条件に指定します。
指定できるキーは「イベント」の「~キーが押されたとき」と同じです。
「マウスが押された」でマウスがクリックされた時を条件に指定することもできます。
「マウスのx座標」「マウスのy座標」
「マウスのx座標」はマウスのx座標、「マウスのy座標」はマウスのy座標を入力欄に指定します。
「音量」
「音量」は、コンピュータのマイクで検知された音の音量を指定します。
チェックを入れると、ステージ画面で数値の確認ができます。
「ビデオを~にする」
「ビデオを~にする」は、ビデオカメラのオン・オフを変更します。
左右を反転させることもできます。
ビデオの透明度は「ビデオの透明度を~%にする」で変更できます。
数値が大きいほど透明になります。
「ビデオの~(~)」は、ビデオ画面上の動きや向きを数値にして入力欄に指定します。
右側の入力欄は、反応する範囲を指定します。
チェックを入れると、ステージ画面で数値の確認ができます。
「タイマー」
「タイマー」は、時間経過の数値を秒単位で指定します。
チェックを入れると、ステージ画面で数値の確認ができます。
「タイマー」の数値を0に戻すには「タイマーをリセット」を使用します。
「~(~)」
「~(~)」は、他のスプライトかステージの設定を入力欄に指定します。
「現在の~」
「現在の~」は、現在の時刻を指定します。
チェックを入れると、ステージ画面で数値の確認ができます。
2000年からの日数を指定するには「2000年からの日数」を使用します。
ユーザー名
「ユーザー名」は、プレイヤーのユーザー名を指定します。
ユーザー名は、赤枠内で確認できます。
次回
今回は、スクリプト「調べる」の解説をしました。
ステージの方には「~を聞いて待つ」から下にあるスクリプトが用意されています。
次回は、スクリプト「ペン」の解説をしていきます。