初心者の方でも楽しくゲームの作り方やプログラミングを学べる情報を発信中!

Scratch

誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座 #9

今回は、スクリプト「ペン」の解説をしていきたいと思います。

 

「ペン」には、ステージに画像や線を描くためのスクリプトがあります。

「スタンプ」

「スタンプ」は、スプライトがある場所にスプライトと同じ画像のスタンプを押します。

 

スタンプは、ステージに一時的な画像を貼り付けてるだけなので、スクリプトを設定することはできません。移動や接触などもできないようになっています。

 

スタンプの方には、スプライトの大きさや画像効果などの設定も引き継がれます。

 

「ペンを下ろす」

「ペンを下ろす」は、スプライトの中心に線を描くためのペンを下ろします。

 

スプライトが他のスクリプトによって移動した際に、元の位置から移動先まで線を描きます。

この線は、スタンプと同じ様にステージに描かれます。

 

スプライトが移動しても線を描かない状態に戻すには「ペンを上げる」を使用します。

 

「ペンの色を(色)にする」

「ペンの色を(色)にする」は、ペンの色を指定した色に変更します。

こちらのスクリプトは、黄枠内をクリックして、エディター内の色を選択します。

 

「ペンの色を~にする」は、ペンの色を指定した数値に変更します。

0の赤から始まり、70が緑、130が青になり、200で赤に戻ってきます。

 

「ペンの色を~ずつ変える」は、ペンの色を数値の分だけ変更します。

 

「ペンの濃さを~にする」

「ペンの濃さを~にする」は、ペンの色の明度を指定した数値に変更します。

明度とは、色の明るさの度合いのことです。

 

数値は0~100の範囲で指定でき、0だと暗く、100だと明るくなります。

 

「ペンの濃さを~ずつ変える」は、ペンの色の明度を数値の分だけ変更します。

 

「ペンの太さを~にする」

「ペンの太さを~にする」は、ペンの太さを指定した数値に変更します。

 

「ペンの太さを~ずつ変える」は、ペンの太さを指定した数値の分だけ変更します。

 

「消す」

「消す」は、ステージにあるスタンプ・ペンで描かれた線を全て削除します。

 

このスクリプトは、ステージの方にも用意されています。

 

次回

今回は、スクリプト「ペン」の解説をしました。

ステージに描かれた後の線・スタンプは、他のスクリプトの影響を受けにくいので、使い方によっては便利なスクリプトになります。

 

次回は、スクリプト「演算」の解説をしていきます。

スポンサーリンク
シェアする

関連記事

誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座 #4

今回は、スクリプト「イベント」の解説をしていきたいと思います。   「イベント」には、他のスクリプトの動作条件を設定するためのスクリプトがあります。 「~がクリックされたとき」 「緑の旗がク …

誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座 #5

今回は、スクリプト「見た目」の解説をしていきたいと思います。   「見た目」には、表示方法を設定するためのスクリプトがあります。 「~と言う」 「~と言う」は、入力した内容を吹き出しで表示し …

専用の機材がなくても使用できる!Scratch 3.0「拡張機能」の使い方 講座 #4

今回は、拡張機能「ビデオモーションセンサー」「音声合成」の使い方を解説していきたいと思います。 「ビデオモーションセンサー」についても、「scratch 2.0」の[調べる]にあった一部のブロックを使 …

Scratchでゲーム制作にチャレンジ #3

今回は、自機の当たり判定と回数制限付きバリアを作成していきたいと思います。   少し複雑な箇所もあるので、実際に動作させながら作成すると理解しやすいでしょう。 自機の当たり判定の作成 #1で …

専用の機材がなくても使用できる!Scratch 3.0「拡張機能」の使い方 講座 #5

今回は、拡張機能「翻訳」「Makey Makey」の使い方を解説していきたいと思います。 「Makey Makey」は、機材を使用するタイプの拡張機能ですが、機材を接続していなくても使用できるので、こ …