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Scratch

誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座 #12

今回は、スクリプト「その他」の解説をしていきたいと思います。

 

「その他」には、「カスタムブロック」と「拡張機能」と言う機能があります。

「カスタムブロック」

「カスタムブロック」とは、複数のスクリプトを1つのスクリプトとして使用できるようにする機能のことです。

カスタムブロックの作成は「ブロックを作る」ボタンから行います。

 

オプションでは、入力欄・六角形の枠・テキストを追加する、画面の再描画をしないようにする、などの設定ができます。

 

カスタムブロックが作成されると、カスタムブロック用のスクリプトが使用できるようになります。

「定義スクリプト」

「定義スクリプト」は、カスタムブロックの動作内容を指定します。

 

このスクリプトに他のスクリプトを繋げていくことで、動作内容を設定します。

 

入力欄・六角形の枠を設定している場合は、指定用スクリプトも追加で使用できます。

この指定用スクリプトは、「定義スクリプト」内にだけ使用できます。

 

「カスタムブロック」

「カスタムブロック」は、「定義スクリプト」で指定した内容の動作を行います。

 

「定義スクリプト」に入力欄・六角形の枠を追加している場合、「カスタムブロック」にも入力欄・六角形の枠が追加されます。

「カスタムブロック」にある入力欄・六角形の枠に設定した内容が、「定義スクリプト」の指定用スクリプトの内容となります。

 

「画面の再描画せずに実行する」にチェックを入れている場合は、一部のスクリプトの動作が簡略化されます。

例えば下の画像の場合、移動の最中は表示されず、移動が終了した後の結果だけを表示します。

 

「拡張機能」

「拡張機能」とは、Scratchに装置やウェブサービスと接続する機能のことです。

拡張機能は「拡張機能を追加」ボタンから追加できます。

 

この機能はまだ未完成の状態なので、選択できる拡張機能は装置が3つあるだけです。

 

拡張機能が追加されると、追加された機能に応じたスクリプトが使用できるようになります。

 

機能の名前をクリックすると、「機能の説明を見る」「接続の停止」を使用することができます。

 

まとめ

「誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座」は、今回で最後となります。

如何でしたか?

Scratchは元々、子供や初心者向けにデザインされているので、まずはScratchからプログラミングを始めてみるのも良いかもしれませんね。

ぜひ、Scratchで自分だけの作品を制作してみてください。

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