今回は、[罠]と「最終ボス用イベント」を作成していきたいと思います。
今回の[罠]「ボス用イベント」は、少し変わった内容にしようと思います。
[罠]の作成
最初に、「ダメージ床」を作り変えて[動く罠]を作成していきます。
[ダメージ床]を作成した後、画像・条件・効果音を変更します。
ダメージ量は、[10]と設定します。
イベントの最後には、[イベントの消去]を挿入します。
これがないと、接触した後も連続でダメージを受けてしまうので、必ず入れましょう。
作り変えたら、イベントをコピーして「魔王城1、2」に配置していきます。
「魔王城1」は練習用なので簡単に、「魔王城2」では少し難しくなるように配置します。
配置できたら、[移動経路]で移動ルートを、[歩行速度]で移動スピードを設定します。
「魔王城1」は、左右に移動するタイプだけにします。
「魔王城2」には、周回するタイプも追加します。
[移動経路]での移動は、壁などに衝突すると動かなくなるので注意しましょう。
ルートに合わせて地面の色を変更すると、プレイヤーからも移動ルートが分かりやすくなります。
最終ボス用イベントの作成
動く罠の作成ができたら、最終ボス戦用のイベントを作成していきます。
最終ボスの作成
イベントを作成する前に、赤枠内の敵をベースにして、最終ボスを2つの形態に分けて作成します。
1つ目の形態は、戦闘時間が短くなるように設定します。
2形態目は、長期戦にしたいので、HP・MPを高めに設定します。
また、HPが50%以下の時に行動内容を変化させます。
最後に、作成した1・2形態を隊列に設定したら、最終ボスの作成は完了です。
イベント作成
最終ボスの作成ができたら、イベントを作成していきます。
「魔王城3」の赤枠内に「最終ボス用イベント」を配置します。
その上には、装飾用イベントを配置します。
ページ1の画像だけ変更します。
第1形態との戦闘までは、他のボス用イベントと同じように作成します。
起動条件・戦闘BGMだけは、いつもと違うものに変更します。
第1形態に勝利したら、主人公達を全回復させます。
その後、演出中にボスが変身するイベントを作成していきます。
セリフの後に「画面効果」を使用して、画面を揺らしたり、フラッシュさせたりしながら、
フラグ[最終ボス変身]をONにします。
効果音の再生も一緒に行います。
[最終ボス変身]をONにした時に、装飾用イベントの「ページ2」を起動して、画像を変更します。
画像が変化したら、戦闘前のセリフを挿入した後、第2形態との戦闘に入ります。
BGMは、第1形態と同じものを設定します。
第2形態では、戦闘中に「HPが50%以下の時に、メッセージを表示してBGMを変更する」イベントを挿入します。
最後に、第2形態に勝利した後のセリフを入れた後、段々と透明になるように設定すれば、
最終ボス用イベントの完成です。
作成したゲームの公開
今回までに制作したゲームの内容は、「ビットゲームメーカー」で公開しています。
「改変可」にして、ゲームデータの中身が見れるようにしていますので、是非参考にして下さい!
ゲームプレイの手順
制作したゲームをプレイするには、最初に「ビットゲームメーカー」を開きます。
次に、「ホーム画面」にある基本メニュー「ゲームを探す」をタップします。
すると、このような画面が表示されるので、赤枠内にある検索欄に[ブログ用制作ゲーム6]と入力して検索します。
検索結果の中にある、作者「ゲーム作りラボ」・タイトル「ブログ用制作ゲーム6」のものが、
今回、筆者が制作したゲームになります。
見つけたら、青枠内をタップしてダウンロードします。
ダウンロードしたゲームは、基本メニュー「ゲームで遊ぶ」に保存されます。
[青い本]のアイコンをタップすれば、ゲームをプレイすることができます。
次回
今回は、「最終ボス用イベント」を作成しました。
ビットゲームメーカーには、戦闘中にイベントを表示する機能があり、メッセージの表示やBGMの変更、状態異常の付与や戦闘の中断などができます。
次回は、エンディングの作成をしていきます。