様々な敵の攻撃を避けながら倒していく「シューティングゲーム」(STG)は、
ゲーム入門者からゲーマーまで楽しめる大人気のジャンルです。
しかし、制作するには[三角関数]などの「数学知識」が必要とされ、
他のジャンルとは違うハードルの高さがあります。
そこで、今回は「オススメのSTG制作ツール」を紹介していきたいと思います!
シューティングゲームビルダー (Shooting Game Builder)
「シューティングゲームビルダー」は、[SB]氏が公開しているフリーのSTG作成ソフトです。
最大の特徴は、ゲーム内の動作1つ1つが「パネル」になっていることで、
パズルのような感覚でスクリプトを組み立てることができます。
[マップ作成画面]や[機体の設定画面]の機能も充実しており、
縦や横への攻撃だけでなく、
「地上から攻撃する敵」「対地攻撃用の武装」なども設定できます。
様々な種類のSTGを無料で作成したい方にオススメのツールです。
SHMUP Creator (SHMUPクリエイター)
フランスにある[bulo studio]が販売している「弾幕STG」に特化したSTG制作ツールです。
値段は少し高めですが、高性能な機能が揃っており、
プログラミング不要・マウス操作のみで簡単にSTGを制作することができます。
また、2Dだけでなく3DグラフィックのSTGも作成でき、
豊富な「アセット」もあるので、
3Dオブジェクトや効果音などの素材を用意しなくても大丈夫です。
ただし、現在の時点では日本語未対応なので注意しましょう。
ZGE
「ZGE」は、プログラミング不要で2Dゲームが制作できるソフトです。
主なジャンルは[アクション]ですが、[シューティング]や[パズル]にも対応しています。
機能や設定項目が多い分、自由度がとても高く、
オリジナリティのあるゲームを制作することができます。
「イベント」の作成は慣れが必要ですが、
よく使用されるイベントが[サンプル]として用意されているので、
初めての方でも作成しやすくなっています。
Stage U
スマホでSTGを作成したい場合は、「Stage U」というアプリがオススメです。
[ステージ]の作成画面にあるマスに[敵機]を配置して、
設定を変更していくだけで簡単にSTGが作成できます。
制作したステージはアプリ内で公開でき、「難易度」機能も自動で追加されるので、
STG初心者でも安心して遊ぶことができます。
東方弾幕風
同人ゲーム「東方Project」をモチーフにした弾幕を作成できる二次創作のフリーソフトです。
独自のプログラミング言語を使用するので少々難易度が高いですが、
その代わり自由度も高く、
本家さながらの綺麗な弾幕STGだけでなく[パズル]や[動画]なども制作できます。
また、他の人が作成・公開しているデータを入手して読み込めば、
実際にプレイすることもできます。
まとめ
今回は、「オススメのSTG制作ツール」を紹介しました。
少ない素材やゲームシステムで、やりごたえのあるゲームが作成できるSTGは、
初めてのゲーム制作にオススメのジャンルとなっています。