今回は、スクリプト「その他」の解説をしていきたいと思います。
「その他」には、「カスタムブロック」と「拡張機能」と言う機能があります。
「カスタムブロック」
「カスタムブロック」とは、複数のスクリプトを1つのスクリプトとして使用できるようにする機能のことです。
カスタムブロックの作成は「ブロックを作る」ボタンから行います。
オプションでは、入力欄・六角形の枠・テキストを追加する、画面の再描画をしないようにする、などの設定ができます。
カスタムブロックが作成されると、カスタムブロック用のスクリプトが使用できるようになります。
「定義スクリプト」
「定義スクリプト」は、カスタムブロックの動作内容を指定します。
このスクリプトに他のスクリプトを繋げていくことで、動作内容を設定します。
入力欄・六角形の枠を設定している場合は、指定用スクリプトも追加で使用できます。
この指定用スクリプトは、「定義スクリプト」内にだけ使用できます。
「カスタムブロック」
「カスタムブロック」は、「定義スクリプト」で指定した内容の動作を行います。
「定義スクリプト」に入力欄・六角形の枠を追加している場合、「カスタムブロック」にも入力欄・六角形の枠が追加されます。
「カスタムブロック」にある入力欄・六角形の枠に設定した内容が、「定義スクリプト」の指定用スクリプトの内容となります。
「画面の再描画せずに実行する」にチェックを入れている場合は、一部のスクリプトの動作が簡略化されます。
例えば下の画像の場合、移動の最中は表示されず、移動が終了した後の結果だけを表示します。
「拡張機能」
「拡張機能」とは、Scratchに装置やウェブサービスと接続する機能のことです。
拡張機能は「拡張機能を追加」ボタンから追加できます。
この機能はまだ未完成の状態なので、選択できる拡張機能は装置が3つあるだけです。
拡張機能が追加されると、追加された機能に応じたスクリプトが使用できるようになります。
機能の名前をクリックすると、「機能の説明を見る」「接続の停止」を使用することができます。
まとめ
「誰でも簡単にプログラミング!Scratch講座」は、今回で最後となります。
如何でしたか?
Scratchは元々、子供や初心者向けにデザインされているので、まずはScratchからプログラミングを始めてみるのも良いかもしれませんね。
ぜひ、Scratchで自分だけの作品を制作してみてください。