今回は、「初期マップ」を作成していきたいと思います。
「初期マップ」の他に、[アイテムショップ]の作成や[ステータスアイコン]の変更もしていきます。
「初期マップ」の作成
「初期マップ」は、ゲームを開始した時に表示されるマップで、
ゲーム内容について説明したり、「アイテムショップ」で[アイテム]を販売したりします。
まず、背景パーツに[壁]と[道]を作成してから、
そのパーツを使用して[y0~10][x0~10]の範囲に部屋を作成します。
周囲の境界線に[壁]を配置した後、その内側に[道]を敷き詰めていきます。
作成した部屋の中に、ゲームの説明を行うNPCを配置していきます。
「初期マップ」の下側には、アイテムを販売する「アイテムショップ」を作成したいと思います。
背景パーツで[机]を作成した後、画面下部に配置していきます。
机の近くには、NPCや[看板]も配置します。
また、両端を[壁]か[物体パーツ]で埋めて通行できないようにします。
机の上には、物体パーツ[物を売る]を作成して陳列していきます。
販売する「アイテム」は、後ほど敵の設定に合わせて作成します。
最後に、[基本設定の編集]でプレイヤーの初期座標を設定します。
ステータスアイコンの変更
通常のWWAには、自由に使用できる数値が[生命力][攻撃力][防御力][所持金額]しかありません。
なので、「敵のHP」や「自身のMP」を使用したい場合は、上記のどれかを借りる必要があります。
ただ、このままのアイコンだとプレイヤーからは分かりづらいので、
アイコン画像を変更する方法を解説していきます。
まず、[透過GIF画像]に対応している画像ツールを入手して開きます。
この記事では、「paint.net」を使用します。
画像ツールを使用して、ゲーム制作に使用している[material.gif]を開きます。
念のために、コピーを作成してから開くと良いでしょう。
画像が開いたら、画像内の空いている箇所に「敵HP」「MP」を入力してから保存します。
保存内容は、[GIF画像ファイル名]を別のファイルにしてから元に戻すと反映されます。
その後、物体パーツ「メッセージ」に[imgframe]というマクロ文を入力して、
プレイヤーの初期座標に配置します。
[imgframe]は、ステータス画面のアイコンや枠を変更するためのマクロ文で、
「imgframe=(ステータスの種類),(GIF画像のx座標),(GIF画像のy座標)」と入力します。
GIF画像のx座標・y座標は、[パーツ単位]で指定します。
テストプレイしてみて、ステータスアイコンが「敵HP」「MP」になっていたら、
ステータスアイコンの変更は成功です。
次回
今回は、「初期マップ」の作成をしました。
WWAWingの画像規定・推奨ツールについては、WWA作成ツールの近くにある「wwamk_manual」で確認できるので、詳しく知りたい方はそちらも参考にしてみてください。
次回は、[敵を配置するマップ]と[コマンドバトル用マップ]の作成をしていきます。