今回は、「初期マップ」を作成していきたいと思います。
今回から、[#1]で説明した内容をもとにしてWWAを制作していきます。
「初期マップ」の作成
「初期マップ」はゲーム開始直後に表示するマップで、
ゲーム内容やギミックを説明したり、「通常ステージ」へ行くための入口を配置したりします。
マップ左上から作成したいところですが、上側に「ゲームクリア画面」を作成したいので、
1画面下の[y10~20][x0~20]の範囲に作成しようと思います。
[ゲーム説明用マップ]
[y10~20][x0~10]には、ゲーム内容やギミックを説明するためのマップを作成します。
まず、背景パーツの[壁]と[道]を作成して、[y10~20][x0~10]に配置していきます。
境界線に[壁]を配置してから、内側を[道]で埋め尽くします。
次に、[壁]でマップの下側を囲い、[看板]を作成して配置します。
下側では、[看板]を使用して「崩れる床」の説明を行います。
左上も同じように囲い、[カギ]と[トビラ]を配置します。
こちらでは、[カギ]を所持していると開く[トビラ]のギミックを説明します。
[カギ]や[トビラ]は、下の画像のように設定します。
「崩れる床」だけでは見た目やプレイ内容の変化が乏しくなるので、[カギ]・[トビラ]のようなギミックも追加しています。
その後、このゲームの説明を行うためのNPCを配置します。
最後に、[基本設定の編集]でプレイヤーの初期座標を設定すれば、
[ゲーム説明用マップ]の作成は終了です。
[ステージ選択用マップ]
[y10~20][x10~20]には、「通常ステージ」へ行くための入口を配置します。
まず、[ゲーム説明用マップ]と同じように[壁]や[道]を配置した後、
マップの左側・上側に通り道を作成します。
マップ左側の通り道は、先ほど作成した[説明用マップ]へ移動するための道です。
次に、「通常ステージ」の入口となる背景パーツ[ジャンプゲート]を4つ作成して配置します。
[ジャンプゲート]の周囲は、[壁]などを使用して装飾します。
[ジャンプゲート]の近くにある壁には、ステージ番号を表示するための物体パーツを配置します。
ステージ番号を表示することによって、ステージの入口であることが分かりやすくなり、
ステージ攻略の順番や難易度の目安にもなります。
その後、[赤色のカギ]と[赤色のトビラ]を作成して、[赤色のトビラ]をマップの上側に4つ配置します。
マップ上側にある通り道は「ゲームクリア画面」へ行くための道で、
ステージを攻略した証である[赤色のカギ]を全て入手しないと通れないようにしています。
最後に、[赤色のトビラ]について説明する[看板]を配置すれば、
ステージ選択用マップの作成は終了です。
次回
今回は、「初期マップ」の作成をしました。
必ずしも、ゲーム開始時のマップを最初に作成する必要はありませんが、
ゲームの流れに合わせてゲーム制作が進められて、テストプレイが楽になるので、
この記事では「初期マップ」を最初に作成しています。
次回は「崩れる床」の作成方法を解説した後、「通常ステージ」を作成していきます。