今回は、前回の記事では解説しきれなかった7種類の物体パーツについて解説をしていきます。
解説する種類は「物を売る」「物を買う」「URLゲート」「スコア表示」「ランダム選択」「二者択一」「ジャンプゲート」になります。
物を売る
「物を売る」は、「アイテム」を売るパーツです。
売るアイテムと販売金額を設定すると、設定したアイテムを売るようになります。
また、アイテムを売る代わりに、ステータスを強化させることもできます。
販売金額を0に設定して「指定位置にパーツを出現」を使用すれば、アイテムの販売やステータスの強化以外のイベントを作成することもできます。
物を買う
「物を買う」は、「アイテム」を買い取るパーツです。
買い取るアイテムと買取金額を設定すると、設定したアイテムを買い取るようになります。ただし「物を売る」と違い、アイテム以外を買取の対象にするには「指定位置にパーツを出現」を使用しないといけません。
URLゲート
「URLゲート」は、他のホームページに移動するためのパーツです。
「リンク先のURLアドレス」にホームページアドレスを入力すると、そのホームページに移動できるようになります。
「URL TARGET」は、指定したフレームの中にHTMLを表示する機能ですが、現在のバージョンでは使用できません。
他のホームページに移動するとき、新しいタブやウインドウを出さずに移動するので注意が必要です。
スコア表示
「スコア表示」は、その時点でのスコアを表示するパーツです。
「生命力」「攻撃力」「防御力」「所持金」の倍率の設定ができます。
ランダム選択
「ランダム選択」は、複数の物体パーツの中からランダムで選択するパーツです。
選択される物体パーツは10個まで設定でき、1個が選択される確率は1割です。
なので、同じ物体パーツを複数箇所に設定すれば、選択される確率を上げることができます。
逆に「ランダム選択」の中に別パーツの「ランダム選択」を設定すれば、確率を下げることができます。
二者択一
「二者択一」は、YesとNoで別々のイベントを発生させるパーツです。
「指定位置にパーツを出現」の上半分が「Yesを選択したとき」、下半分が「Noを選択したとき」の設定項目になります。
ジャンプゲート
「ジャンプゲート」は、ゲーム内の違う場所にジャンプするパーツです。
ジャンプ先のX、Y座標を設定すると、プレーヤーが触れた瞬間に設定した場所にジャンプするようになります。
次回
今回の解説はここまでになります。
物体パーツにはいろいろな種類があるので、上手く使い分けながら制作していきましょう。
次回は背景パーツについて解説していきたいと思います。