今回は、前回の内容を元にしてゲーム制作を始めたいと思います。
ゲーム制作の最初は、新規作成をする所からになります。
新規作成
新規作成は、画面左上にある「ファイル」の「新規作成」から行います。
新規作成を行うと「mapdata」フォルダーに「newmap」が作成されて「基本設定の編集」が開きます。
いろいろな設定ができますが、ここでは「ワールド名」と「GIF画像ファイル名」だけ設定します。
「GIF画像ファイル名」は、「island02.gif」と設定します。
そして保存をすれば、新規作成の完了です。
新規作成が完了したら、ゲームの制作を始めます。
村マップの作成
まずは、主人公の初期位置となる村マップを作成します。
最初に、x=0~10 y=20~30の範囲全体に草原の画像の「道」パーツを配置します。
次に、木の画像の「壁」パーツを画面の端に配置します。
ただし、左右の端は出入口用に道を開けておきます。
これで村マップの大まかな形が作成できたので、今度は建物を作成します。
建物の外壁には背景パーツの「壁」を使用し、左上にアイテムショップ、右上に村長宅、下側に民家を2つ作成しました。
分かりやすいように、アイテムショップと村長宅の近くに「メッセージ」パーツで作成した看板を配置します。
建物の内部は、背景パーツで床と壁と机(物体パーツを上に置くため)を作成して、アイテムショップならx=0~10 y=0~10、村長宅ならx=10~20 y=0~10に配置していきます。
アイテムショップの方には、店員とアイテムを配置します。
と言っても、店員は飾りなので「通常物体」で作成しても問題ありません。
アイテムは「アイテム」パーツを売るように設定された、同じ画像の「物を売る」パーツを作成して机の上に配置します。「アイテム」の設定などは、また違う時に設定します。
村長宅の方は村長を配置するだけで、下の画像のようにすれば「通常物体」で作成しても大丈夫です。
建物内部ができても、このままでは村マップから入ることができないので、それぞれの出入口に背景パーツの「ジャンプゲート」を配置します。
「ジャンプゲート」の設定をする時は、ジャンプ先と「ジャンプゲート」が被ると場合によっては無限ループになるので、意図して使用する時以外は注意しましょう。
ゲームの進行に関係のない民家の出入口は、扉の画像の物体パーツを上に配置して入れないようにすると良いです。
最後に、主人公の初期座標をx=1 y=25に設定すれば、村マップの完成です。
作成したゲームの公開
作成した現時点のゲームはPLiCyというサイトで公開しています。
作成ゲームのZIPがダウンロード出来るようにもなっておりますので、是非参考にして下さい!
次回
今回のゲーム製作は、村マップの作成をしました。
村マップを最初に作成することは、制作状況が分かりやすくなるだけでなく、テストプレイがしやすくなると言う利点もあります。
次回は、草原と洞窟のマップを作成していきます。