今回は、「崩れる床」の作成方法を解説してから「通常ステージ」を作成していきたいと思います。
「崩れる床」は、WWA作成ツールにある基本的な機能だけで簡単に作成することができます。
「崩れる床」の作り方
「崩れる床」を作成するには、複数の背景パーツ[道]と「指定位置にパーツを出現」という機能を使用します。
最初に、「崩れる床」に使用するための背景パーツ[道]をいくつか用意して、それぞれに別々の画像を設定します。
用意するパーツ数は、通常[6~9パーツ]程度であることが多く、増やすと余裕が生まれ、逆に減らすと余裕が無くなります。
その後、「指定位置にパーツを出現」を使用して、
全ての[道]の現在地にパーツ番号が1つ違う[道]が出現するように設定します。
このように設定することで、プレイヤーが乗った瞬間に次の[道]へ変化し続けるようになります。
終着点となる背景パーツだけは設定せずに[ジャンプゲート]に変更すれば「崩れる床」の完成です。
この[ジャンプゲート]は、渡り切れなかったプレイヤーを「ゲームオーバー画面」へ移動させるためのパーツです。
「崩れる床」に使用された背景パーツは、説明用マップの下側に配置していきます。
画像を選択する時、マップ作成に使用している[壁][道]の画像を避けると、「崩れる床」が見た目で分かるようになります。
「通常ステージ」の制作
「崩れる床」が完成したら、4種類の「通常ステージ」を作成していきます。
まず、ステージ選択用マップの右側[x20~30][y10~20]にチュートリアル用である「ステージ1」用の部屋を作成します。
次に、先ほど作成した「崩れる床」や部屋を分けるための[壁]、[カギ]や[トビラ]などを配置していきます。
マップの最後には、ステージを攻略した証である[赤色のカギ]と
[ステージ選択用マップ]へ帰るための[ジャンプゲート]を配置します。
最後に、[ステージ選択用マップ]にあるジャンプゲートから、ステージ1へ移動できるように設定すれば完成です。
ただし、「ステージ1」だけはチュートリアル用ステージなので、
「崩れる床」・[カギ][トビラ]・[赤色のカギ]について説明するための[看板]も配置します。
可能であれば、「初期マップ」にある看板を利用しても良いでしょう。
その後、「ステージ1」と同様に[x10~30][y20~30]の範囲に「ステージ2」「3」「4」を作成していきます。
ステージに特徴を持たせつつ、徐々に難易度が上がるように制作します。
また、後ほど登場する「おまけステージ」へ挑むために必要なアイテムとして、
[青色のカギ]も作成して「ステージ2~4」に配置します。
次回
今回は、「崩れる床」の作り方の解説と「通常ステージ」の作成をしました。
ステージを作成する際、「崩れる床」を直線に配置すると渡りやすい簡単なステージになり、
逆にカーブや斜めの道を作成すると難易度の高いステージとなります。
また、[壁]の代わりに「崩れる床」の途中にあるパーツを障害物にする作り方もあります。
次回は、「ゲームオーバー画面」の作成をしていきます。