この[ゲーム作りラボ]というサイトでは、「WWA Wing」というゲーム作成ツールについて、
WWA Wingを使用したゲームの制作方法について、紹介・解説した記事を作成しました。
しかし、その解説記事で使用していたWWA Wingのバージョンは[W3.15]で、
初期に公開されたバージョンとなっています。
現在は[V3.5.4]までバージョンアップされていて、ゲームの仕様や制作ツールの機能が大きく進化しています。
そこで今回からは、最新版「WWA Wing V3.5.4」までの更新内容について解説していきたいと思います。
[W3.15]と[V3.5.4]の主な違い
「WWA Wing」の最新バージョンである[V3.5.4]は、公式サイトで入手することができます。
初期バージョンの[W3.15]と比較して最新版の[V3.5.4]では、制作ツールの機能や使用方法の他、
ゲームの仕様・バージョンアップの目的などにも違いがあります。
最も大きな変化は、[V3.2.0]~[V3.5.1]までのバージョンで、
「PLiCy」というゲーム投稿サイトが独自に改良した「WWA Wing PLiCy Edition」にある機能を
WWA Wingに追加していることです。
具体的には、セーブの保存数を1つから4つに増加したり、
スマートフォンでもBGM・効果音が再生できたりなど、様々な変更が加えられました。
また、新しい機能に合わせた「マクロ文」や[属性]も追加されています。
旧バージョンで作成された作品を正常に動作させるために追加されたマクロ文・属性もあります。
次回
今回は、「WWA Wing W3.15」と「V3.5.4」の主な違いを解説しました。
前回の記事で使用していた「W3.15」でもゲームのプレイや制作は問題なくできていましたが、
「V3.5.4」にバージョンアップしたことで問題点が改善されたり、便利だった機能がより使いやすくなっていたりします。
次回は、Ver3.5.4までに変更された「ゲームの仕様」について解説していきます。