初心者の方でも楽しくゲームの作り方やプログラミングを学べる情報を発信中!

WWA Wing

「WWA Wing」がさらに使いやすく!「WWA Wing V3.5.4」までの更新内容について #2

今回は、V3.5.4までに変更された「ゲームの仕様」を解説していきたいと思います。



「PLiCy」独自のWWAである[WWA Wing PLiCy Edition]の機能を取り入れたことで、
以前よりも遊びやすくなっています。

ゲームの基本設定・操作方法

「WWA Wing」では、[v3.2.0]のバージョンから「ゲームパッド」に対応するようになりました。

操作方法の割り当ては、OSやコントローラーの種類などによって変わることがあります。



また、以前はスマートフォンから遊ぶ時に「戦闘予測画面」を表示することができませんでしたが、
[Go To WWA]ボタンがあった箇所を[Battle Report]に変更することで、
スマートフォンでも表示できるようになりました。



青枠内をクリックすると表示される画面は、「ショートカットキーの一覧」から「操作方法」に変更され、[プレイ時間][移動歩数]なども確認できるようになりました。

追加された操作方法もあり、[キャンセルキー(Esc・N・Shiftキー)]を押した状態で[方向キー]を押すと、移動を行わずに「キャラクターの向き」だけ変更することができます。



セーブ機能

ゲーム仕様の中で、最も大きく変更された機能は「セーブ」に関する機能です。

まず、[Quick Save]で保存できるセーブデータの数が[1枠]から[4枠]に増えました。



また、[Quick Save]で保存したデータがブラウザに保存されるようになったので、
ページやブラウザを閉じて日を跨いでもゲームを途中から再開できるようになりました。

ただし、マップデータの改変(ゲームの作り直し・修正など)が行われた場合は、
セーブデータの読み込みができなくなるので注意しましょう。



[200歩毎]にセーブを行う「オートセーブ」機能も追加されました。

こちらも最大4枠までセーブデータを保存できます。



「オートセーブ」のロード画面は、[Quick Load]を押すと表示されます。

[Quick Save]のデータがある場合は、[Quick Load]を押してから[No]を選択すると表示されます。



「パスワードセーブ」の仕様も改善されて、パスワードの文字数が大幅に短くなっています。



動作速度

最新版のWWA Wingは[60FPS]で動作され、ゲームの進行速度が以前の約1.2倍となります。

動作・描画速度が改善された反面、「崩れる床」や「シューティングゲーム」などの反射神経が必要なゲームの難易度は上がってしまうので、[I]・[F2][P]キーで自分に合った速度に調節しましょう。



次回

今回は、Ver3.5.4までに変更されたゲームの仕様について解説しました。

特に「セーブ機能」は仕様変更の影響が大きい機能で、旧WWAの欠点である
「セーブが1枠しかないので詰みやすい」「うっかりページを移動してしまうと振り出しに戻る」
などの問題点が改善されて、格段に遊びやすくなりました。



次回は、「ゲーム作成ツール」に関する追加・変更された機能を解説していきます。

スポンサーリンク
シェアする

関連記事

WWA Wing作成ツールでゲーム制作にチャレンジ #3

今回は、草原・洞窟マップを作成していきたいと思います。   草原・洞窟マップは、戦闘や探索を行っていくマップになります。 草原マップの作成 草原マップは、村マップ右側のx=10~50 y=2 …

「WWA Wing」がさらに使いやすく!「WWA Wing V3.5.4」までの更新内容について #5

今回は、追加された「属性」について解説していきたいと思います。 「属性」にも、[機能の追加]や[ファイルの仕様変更]などに合わせたものが追加されています。 「属性」 追加された「属性」は、以下の3種類 …

WWA Wing作成ツールでゲーム制作にチャレンジ #1

今回から、WWA Wing作成ツールを使用して、ゲームを制作していきたいと思います。   WWA Wing作成ツールについては、当サイトの解説記事をご覧ください。 懐かしいゲームが簡単に作れ …

WWA Wing作成ツールでゲーム制作にチャレンジ #5

今回は、イベントの作成をしていきたいと思います。   使用するパーツやマクロ文が多いので、パーツ番号や座標の間違いなどに注意しましょう。 あらすじ このイベントは、ゲーム開始直後に簡単なあら …

「WWA Wing」がさらに使いやすく!「WWA Wing V3.5.4」までの更新内容について #4

今回は、追加された「マクロ文」について解説していきたいと思います。 最新版では、新たに追加された機能に関するマクロ文や「Java版WWA」の動作を再現するためのマクロ文などが追加されています。 「マク …