初心者の方でも楽しくゲームの作り方やプログラミングを学べる情報を発信中!

WWA Wing

懐かしいゲームが簡単に作れる!WWA Wing作成ツール講座 #7 イベント作成

今回は、イベントの作成について解説していきます。

 

他のWWAでもよく見かける4つの簡単なイベントを作成します。

連続イベント

連続イベントについては、説明用ゲームデータでも解説されています。

まず、イベント起動用のパーツとイベント用のパーツを用意します。

 

次に、イベント起動用パーツの「指定位置にパーツを出現」にイベント用パーツ1の番号と座標にp(=プレーヤー)を入力します。

 

あとは、イベント用パーツ1にイベント用パーツ2の番号とpを入力して、パーツ2にパーツ3の番号とpを入力する、をイベントの終わりまで繰り返せば連続イベントの完成です。

 

または、<p>のマクロ文を使用する手もあります。

この方法の場合、パーツの使用数が少なく、$partsや$mapなどと併用できるので、普通はこちらの方が楽です。

 

連続イベントを背景パーツで作成する場合は、最後に通常の背景パーツに戻しておかないとイベントが残ってしまうので注意が必要です。

 

ショップ

ショップはサンプルデータにもありますので、そちらも参考にしてください。

ショップ作成のポイントは、人ではなく机の上のアイテムを「物を売る」パーツにすることです。

 

宿屋などのアイテムがない場面では、机自体を「物を売る」パーツにすれば大丈夫です。

 

メインマップとショップは、「ジャンプゲート」(背景パーツ)で行き来できるようになります。

その際、無限ループにならないように気を付けましょう。

 

 プレーヤーキャラの変更

マクロ文を使用すればプレーヤーキャラの変更もできます。

$imgplayerでプレーヤー画像を変更し、$statusや$itemで変更したプレーヤーキャラに合う設定に変更します。

 

「アイテム」から変更できるようにしたり、直前に「ジャンプゲート」で場面の切り替えなどをすれば、見栄えもそれらしくなります。

 

隠しイベント

WWA作品では、隠し通路や1つだけ反応が違う敵などの隠しイベントをよく見かけます。

これらの隠しイベントは、同じ画像のパーツを2つ用意して配置すれば作成できます。

 

隠し通路なら「壁」と「道」もしくは「扉」、1つだけ反応が違う敵なら「モンスター」と別のパーツを作成すればできます。

 

まとめ

WWA Wing作成ツールの解説は、今回が最後です。

如何でしたか?

これまでに解説したことは、筆者の知識に基づいて書いているので、触れてみると他に良い方法や機能が見つかるかもしれません。

ぜひ、WWA Wing作成ツールで思い出になるゲームを制作してみてください。

スポンサーリンク
シェアする

関連記事

「WWA Wing」でゲーム制作にチャレンジ [コマンドRPG]編 #7

今回は、「ゲームオーバー・ゲームクリア画面」と[アイテム]を作成していきたいと思います。 他のWWAのように、ゲームオーバーやゲームクリアは専用のマップを使用して作成します。 「ゲームオーバー画面」の …

遂に「ユーザ変数」が追加! [WWA Wing V3.6.0]について #2

今回は、「ユーザ変数」機能を解説していきたいと思います。 「変数」自体が少し難易度が高い機能なので、「変数」についても分かりやすく解説していきます。 「変数」とは まず、人によっては聞き馴染みのない「 …

遂に「ユーザ変数」が追加! [WWA Wing V3.6.0]について #4

今回は、「変数」に関する[マクロ文]パート2を解説していきたいと思います。 パート2では、「条件分岐」「ステータス操作」「変数ジャンプ」のマクロ文を紹介していきます。 「条件分岐」 「$if」は、2つ …

「WWA Wing」がさらに使いやすく!「WWA Wing V3.5.4」までの更新内容について #3

今回は、「ゲーム作成ツール」に追加・変更された機能を解説していきたいと思います。 主に「テストプレイの方法」「マニュアルの内容」「ファイルの仕様」などが変更されています。 テストプレイ 作成したゲーム …

「WWA Wing」がさらに使いやすく!「WWA Wing V3.5.4」までの更新内容について #1

この[ゲーム作りラボ]というサイトでは、「WWA Wing」というゲーム作成ツールについて、WWA Wingを使用したゲームの制作方法について、紹介・解説した記事を作成しました。 しかし、その解説記事 …