今回は、[ストーリーボードエディタ]と[フレームエディタ]を解説していきたいと思います。
ゲーム制作でも重要な「ゲーム画面」は、これらのエディタを使用して作成していきます。
[ストーリーボードエディタ]
[ストーリーボードエディタ]を開くには、
アプリを開いた状態で[ナビゲートツールバー]にある赤枠内のボタンをクリックします。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/e767ca4e-9df1bc7bfed080f5d2c2e30a2c7edd7e.png)
新規作成した際にも表示されていた、この画面では「フレーム」の作成・設定ができます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/94a02654-225fe9f952a2dcb270e9635d39eeb793.png)
[番号]の右側にある「サムネイル」に[フレームの内容]が表示され、
そのさらに右側にある「コメント」で[名前]や[画面サイズ]を設定します。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/17c8fcb6-0766a0b02f42edd35d53b6ee84e8bd4e.png)
最下部にある[番号]をクリックすると、新しくフレームを追加できます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/32e03eab-8ac53e9be031805c8233fb8487aad12b.png)
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/af3dd147-0768697baa75f0b1ca4772ecccddee07.png)
[番号]や[サムネイル]を右クリックすると、フレームの複製・削除もできます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/5c91bab1-47e9fde097cae9ac46ae587be8dfbcc3.png)
また、[コメント]にある赤枠内の項目をクリックすると、
「トランジション」の設定画面が表示されます。
左側は[フェードイン(フレーム開始時)]、
右側は[フェードアウト(フレーム終了時)]のトランジションを設定します。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/51702d7e-4d0c86a0364084cc31256d7d600da6e7.png)
設定画面では、フレームの開始・終了時に再生する[映像効果]を選択することができます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/eda1da7d-f76be07754bde2b282db5c0e495f4d98.png)
設定すると、[フェードイン]の場合はフレームの上側に、[フェードアウト]の場合は下側に表示されます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/d281807c-99b9a8ca92585a5960ba821d35556d34.png)
[フレームエディタ]
[ナビゲートツールバー]にある赤枠内のボタン、
もしくは[ストーリーボードエディタ]の[番号]をクリックすると、[フレームエディタ]が開きます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/be1ac8c6-78fefec197155ad51e84344ffa9a7c7d.png)
[フレームエディタ]は、「オブジェクト」を配置して[フレーム(ゲーム画面)]を制作する機能です。
点線の範囲内が、実際に表示されるゲーム画面の範囲となります。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/1aeee956-b282badcba19e75c9668308999bbabb5.png)
右クリックして赤枠内を選択すると、画面内に「オブジェクト」を配置できます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/8e2b07b6-9484a7f52cbb2bad473b80716be575ca.png)
「インディーゲームクリエイター」には、[アクティブ]・[背景]・[物理エンジン]など、
様々な種類の「オブジェクト」が用意されています。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/e7768703-82891724443d9fe0b6f90f12e6b850ab.png)
作成するオブジェクトを選択した後、マウスカーソルが「十字」に変わり、
クリックした場所にオブジェクトを配置できるようになります。
配置したオブジェクトは、ドラッグ&ドロップで移動させたり、他の場所にコピーしたりできます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/e98877ab-aaf491941065ffef3ed501c4561f68ec.png)
オブジェクトを囲うようにドラッグすると、複数のオブジェクトが選択できます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/54772aef-ce469bbd1f4c92460ce56a5070974c6d.png)
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/b44d6823-035fb07193c53337cf78856e7c2c63bc.png)
また、「クローン」を作成する機能もあり、大量のオブジェクトのコピーを簡単に作成できます。
コピーしたオブジェクトは整列して配置され、[オブジェクト同士の間隔]を設定することもできます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/5b44c005-2e3a80de1d483438f661a05a4f2938f2.png)
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/f365633d-954fff77ebca6db13124342493b45fac.png)
画面左上にある[エディタツールバー]では、
「画面拡大率の変更」「目印となる線(グリッド)の表示」などの操作ができます。
![](https://game-sakusei.com/wp-content/uploads/2022/05/ddde79ba-f6b4002dd6a5b791d3130220aca221b2.png)
次回
今回は、[ストーリーボードエディタ]と[フレームエディタ]の解説をしました。
「インディーゲームクリエイター」には、ゲームを制作するための機能が多く用意されており、
[クローンを等間隔で並べて作成する機能]のような、
他のゲーム作成ツールでも珍しい便利な機能も利用することができます。
次回は、「オブジェクト」の解説をしていきます。