今回から、「インディゲームクリエイター[無料版]」にある機能、
「物理エンジン」を利用したゲームを制作していきたいと思います。
「インディゲームクリエイター[無料版]」の使い方については、
当サイトにある記事を参考にしてみてください。
制作するゲームの説明
今回の記事で制作するゲームは、「物理制御エンジン」という機能を使用したゲームです。
「物理制御エンジン」とは、「インディゲームクリエイター」に搭載されている機能で、
まるで現実世界のような物理的な動きを、ゲーム画面や物体に設定することができます。
無料のゲーム制作ツールでは珍しく、[重力][摩擦力][弾力]なども簡単に設定できる、
インディゲームクリエイターでもオススメの機能です。
作成するゲームの内容は、以下の画像のようになっています。
左側にある「大砲」から[箱]を撃ち、右側の「台」にのせていくゲームで、
制限時間内に「どれだけの[箱]を積めるか」を競います。
基本的には「ゲーム画面」でゲームをプレイして、
ゲーム開始時に「タイトル画面」を、ゲーム終了時に「スコア画面」を表示します。
「物理エンジンの使い方」の紹介も兼ねたゲーム制作なので、
ストーリー・演出などはこだわらず、シンプルな内容で作成しようと思います。
ゲーム制作の手順
今回のゲームは、以下のような流れで制作していきます。
1. 新規作成 |
2. ゲームの基本設定 |
3.「ゲーム画面」の作成 |
→3-1「台」「箱」の作成、イベントの設定 |
→3-2「大砲」の作成、イベントの設定 |
→3-2「制限時間」の設定 |
4.「スコア画面」の作成 |
5.「タイトル画面」の作成 |
6. ゲーム内容の調整 |
7. ゲームの公開 |
ゲームファイルを新規作成した後、
オブジェクトを配置したり、イベントを設定したりしてゲームを制作していきます。
当サイトにある他のゲーム制作記事と違い、
「素材」については[フリー素材]を使用するか、自作する必要があります。
このゲームでは、
「効果音」に[フリー素材]を利用して、「画像」は[単純な図形]をメインに描いていくので、
ゲーム制作に慣れていない方でも簡単に作成できると思います。
次回
今回は、「制作するゲームの説明」と「制作手順」を紹介しました。
「物理制御エンジン」を使用すれば、多くのイベントと労力を必要とする複雑な動きも、
画面に配置して設定を変更するだけで、簡単に作成することができます。
次回は、「ゲーム制作の準備」をしていきます。