ゲーム制作というと、プログラミング言語やエンジンを使用して、
複雑な処理を入力するイメージがあります。
しかし、近年では”ゲーム制作ソフト”を利用する方法も主流になっており、
簡単にプログラムが組める「ビジュアルプログラミング言語」も有名になってきています。
そこで、今回は「オススメのビジュアルプログラミング言語」を紹介していきたいと思います!
Scratch(スクラッチ)
「Scratch」は、”MITメディアラボ”が開発したビジュアルプログラミング言語です。
最大の特徴は、プログラムの一部が[ブロック]になっていることです。
この仕様のおかげで、「構文」や「英語の書き方」を覚える必要がなく、
パズルを組み立てるような感覚で、プログラムを作成することができます。
また、ブラウザ・ダウンロードの両方に対応しているので、
状況や環境に合わせて利用方法を変えることもできます。
子供から大人まで、さらには教育機関でも利用されている、
大人気のプログラミング言語となっています。
Moon Block(ムーンブロック)
似たようなプログラミング言語に、「MoonBlock」があります。
ブロックを使用してプログラミングする部分は同じですが、
こちらはゲーム作成に特化しているので、ゲーム作りに便利なブロックが用意されています。
ダウンロード・アカウント登録が不要なので、
気軽に制作を開始できる所も利点となっています。
Make Code Arcade(メイクコード アーケード)
“Microsoft”が公開しているプラットフォーム[Make Code]、
その中にあるゲーム作成アプリです。
ブロック型のビジュアルプログラミング言語で、
レトロ・アーケード風ゲームを制作することができます。
また、ゲームプレイ時には「ゲーム機のようなボタン」でも操作できるので、
スマホ用の操作ボタンをプログラムで用意する必要もありません。
ただ、ゲーム画面に“画像を表示する方法”が少し特殊なので、
チュートリアルなどを参考にしてみてください。
Scratch Jr(スクラッチ ジュニア)
名前の通り、「Scratch」の派生として開発されたスマホ用アプリです。
対象年齢が本家よりもさらに低く、
文字が読めない・算数が難しい年齢の“幼児”でも利用できるようになっています。
代わりに、作成できる内容の幅が狭くなっていますが、
発想と工夫次第では本格的なゲームを作ることもできます。
ナビつき!つくってわかる
はじめてゲームプログラミング(略称:はじプロ)
“任天堂”が開発・販売している[Nintendo Switch]用の3Dゲーム制作ソフトです。
「ノードン」と呼ばれるブロックを線で繋ぐ[フロー型]に近いプログラミング言語です。
ゲーム制作に便利なノードンが用意されており、
名前・機能などが子供や初心者でも分かりやすいようになっています。
作成したゲームは、インターネット・ローカル通信で公開できますが、
インターネットの場合は「Nintendo Switch Online」に加入する必要があるので注意しましょう。
まとめ
今回は、「ゲーム制作にオススメなビジュアルプログラミング言語」を紹介しました。
「ビジュアルプログラミング言語」は、
通常のプログラミング言語より簡単で扱いやすいので、
ゲーム作りを楽しみながら、プログラミングを学ぶことができます。