今回は、「タイトル画面」を作成していきたいと思います。
「タイトル画面」では、[ゲームの名前]や[ゲーム開始ボタン]の他に、
[スコア]や[クレジット]を表示する機能も作成します。
「タイトル画面」の作成
最後に残ったフレームには、「タイトル画面」を作成していきます。
まず、画面の上側に「タイトル名」を表示するための[エディットボックス]を配置します。
オプションは、「スコア画面」にある[エディットボックス]と同じ設定にします。
下側には、[ボタン]というオブジェクトを配置します。
この[ボタン]は、ゲームを開始するためのボタンなので、
名前を「スタート」に変更します。
その後、条件が「フレーム開始時」のイベントを作成して、
上側の[エディットボックス]にゲームタイトル「大砲で箱詰み」を表示します。
「スタート」ボタンは、
左クリックすると「ゲーム画面」のフレームへ移動するように設定します。
この状態でテストプレイしてみると、下の画像のように表示されます。
[スコア]・[クレジット]の表示
作成した「タイトル画面」には、
[スコア]や[クレジット]を確認するための[ボタン]も用意します。
「スコア」を表示する[ボタン]は、「スタート」の左側に作成します。
「スコア」は、[ハイスコア]と[クイック背景]を使用して、
ボタンの上部に表示します。
この「スコア」では、スコアを登録できないように設定します。
また、右上に閉じるための「×」ボタンも配置します。
「スコア」ボタンをクリックして閉じる方法もありますが、
こちらの方が簡単に作成できます。
「クレジット」用の[ボタン]も、右側に配置します。
クレジットでは、使用したツール・素材の「著作権表記」などを行います。
こちらもスコアと同じ方法で表示しますが、
「著作権表記」は内容が長くなる可能性があるので、複数行の表示に適した[リスト]を使用します。
オプションでは、不要な設定を解除した後、
「背景色」を[クイック背景]と同じ色に変更します。
[リスト]をダブルクリックすると、内容を入力する画面が表示されます。
実際のゲーム画面では、このように表示されます。
ボタンの上にあるオブジェクトは、イベントを使用してフレーム開始時に隠します。
[クイック背景]は隠せないので、[アクティブ]に変更してから非表示にします。
その後、「スコア」ボタンを左クリックした時に、[スコア]を表示するイベントを作成します。
表示した[ハイスコア]は、「×」ボタンをクリックすると隠れるように設定します。
「クレジット」ボタンの方も同様に作成すれば、「タイトル画面」の完成です。
次回
今回は、「タイトル画面」を作成しました。
この記事によって、[タイトル画面]と[ゲーム画面]と[スコア画面]がゲーム内で繋がり、
最初から最後までプレイできるようになりました。
次回は「ゲーム内容の調整」の後、「ゲームの公開」をしていきます。